おはようございます。デザイナーの森島です。
年の瀬も近づいて参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
実は弊社では、最近ひっそりと「東京IT新聞」に広告を出させていただいております。
ご存知でしょうか。東京IT新聞。その名の通り、IT系の業界専門誌なのですが、こちらなんと申し込みすると完全無料でオフィスに届くようになります。素晴らしいです。
こちらの広告を掲載するにあたって、もちろん作成したのは私なのですが、やっぱり普段webのデザインばかりやっていると紙のデザインが異様にむつかしい…
いつも「中吊り広告デザインまとめ」やっていますが、これともまた違った難しさがありますね。
電車の中は、なんとなく暇なので上を見上げてみたら読んでしまうといった「目に入る可能性の高い」ものなのですが、新聞広告は、紙面を開いて1秒で印象に残らなければ完全に記憶に残らないと言います。
とにかく”目立つ”ことが大事です。
普段と違ってCMYKの加法混色である、紙自体が新聞色なので実際に印刷するとどうしても彩度が落ちる、新聞紙なので黒が綺麗に乗らない、フォントサイズの検証など、色々と課題がありました。
広告まとめ
今回はその際参考にした他の広告をまとめました。※画像はクリックで拡大します。
個人的には「配配メール」のが思い切りよくて好きです。
弊社の広告について
他にも色々と調べたりしたのですが、太めで枠線を入れている広告が多いですね。線でセパレートすると、「あぁ、ここは記事とは別の要素なんだな」となんとなーく分かります。あとはやはり黄色が一番目に飛び込んできますね。次点で金赤。青色だと、実際に紙面で見た時によほど大きな面積を取らないと埋もれてしまいます。
一番大きな字→28Q、一番小さな字は7Q程度。Webと違って結構小さな字でもちゃんと読めます。
黄色は、C=0/M=0/Y=100/K=0
黒色は、事前に「新聞紙はK=100では黒色が綺麗に出ないので皆さん工夫されている」との話を聞いていたので、社内のプリンターで検証して、
「C=80/M=70/Y=70/K=70」トリムマークのレジストレーションに近い色になりました。ここは他社さんの意見もぜひ聞いてみたいところです。