こんにちは、工藤です。
個人的に知っておくと便利だなと思うcssの小技part6をご紹介します。
括弧付きの数字リスト
単純に数字だけではなく、括弧付きでリストを作りたいときはありませんか?
そんな時に使える方法です。
DEMO
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.bracketsList li { counter-increment: num; padding-left:2em; text-indent:-2em; list-style-position:inside; margin-bottom:8px; } .bracketsList li:before { content: "(" counter(num) ")"; counter-increment:item; margin-right:0.5em; } .bracketsList li:last-child { margin-bottom:0; } |
今回のポイントはcounter-incrementプロパティを使うことです。
まずliにcounter-incrementでカウンタ名を定義します。(今回は『num』にしました)
そのあとはli:beforeに対してcontentを使い、表示されるテキストの頭に数字が表示されるようにします。
その中でcounter(liで定義したカウンタ名(今回は『num』))と記述すると、数字がカウントされていきます。
括弧については前後で引用符(”や’)で囲んでつけます。
また、今回は2行目以降にインデントを付けたいのでそちらの定義もしています。
※参考⇒知っておくと便利なcssの小技 part2
これで括弧付きの数字リストの完成です。
文字を省略する
文字数を省略したい、という時に使えるcssです。
ただし今回の場合はテキストが1行で表示される場合のみで複数行には対応できませんのでご注意ください。
DEMO
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p.omit{ overflow: hidden; white-space: nowrap; text-overflow: ellipsis; width:20em; } |
基本は3つの指定で解決します。
overflow: hidden;で指定のサイズを超えてテキストが見えないように設定。
white-space: nowrap;で改行を禁止します。
最後にtext-overflow: ellipsis;で『…』の表示をさせます。
これで完成です。
今回はwidth:20em;で20文字以降を省略するようにしましたが、適宜数値を変えていただいたり、作りによっては直接指定ではなく周りを囲う形にしてもよいかと思います。