本日、当社で運用しておりましたクラウド型グループウェアサービス「Grmo」を大幅にシンプルにした形でリニューアルいたしました。
http://grmo.jp/
機能は『スケジュール共有』『掲示板』『タイムカード』『利用状況』の4つです。
そもそもGrmoにはもう少し機能がついていました。
なぜ4つの機能に限定したのかという部分についてこのブログを使って説明させていただきます。
4つしか機能がないのではなくて4つ位しか使わないから。
グループウェア「Grmo」はカスタマイズ導入できることを売りとしており、現在まで各企業様よりご相談やご要望などを伺っておりました。その中で多かったオーダーは、「使わない機能はとっちゃって欲しいんだけど、、」という声です。
要するに使わない機能は提供してくれるのであれば一応表示しておく、のではなく使わないのに表示されていたりすることがストレス、混乱を招く原因になる、というご意見です。
もちろん企業の担当者の方によっては色々な機能をたくさん使いたいというご要望もありますので、それがすべてではありません。
しかし、色々な企業様のグループウェアの利用状況や実態を見ていると結局のところ、誰も使わない機能が沢山あるという点に気がつきました。
グループウェアというのは現在各社様々なものをサービス提供されていますので、当社としても後発の部類に入ります。
当社ならではのグループウェアという視点から思い切って現場レベルで本当に使う機能のみに絞った形で今回リニューアルを行いました。
4つの機能の提供理由
1. スケジュール共有これはグループウェアとしては切っても切り離せません。
そもそもスケジュール共有を目的で使用を検討することがほとんどだと思います。
2. 掲示板
よくご相談いただく中で「社内ノウハウの蓄積をしたい」「お客様対応のノウハウ集を作りたい」などのご要望があります。
お話をしていく中で突き詰めていくと結局名前がどうあれ掲示板機能なんです。
その中でタグ付けやジャンル分けなんかを行うなどのカスタマイズによってやりたいことを実現する場合がほとんどです。
今回のGrmoの掲示板にはタグ付けやコメントがあった場合のメール通知、イイネならぬGoodボタンなど、書き込みをしたら反応がある、情報の整理共有ノ場として利用できるような機能になっています。
3. タイムカード
タイムカードレコーダーを使っている企業様が殆どだと思います。
ただ、レコーダーを使うにしても毎月社員分のタイムカードの用紙が必要になります。
社員の数によっては馬鹿にならない出費になってくるので、クラウド化していくことを検討されている多くの企業様もいらっしゃいます。
クラウドだと操作によっては出社時間の改ざんなどの不正も簡単にできてしまうのではないか?と思われるご担当者様もいらっしゃると思います。
Grmoはその点、実際のタイムレコーダーのように不正ができない仕組みをとっておりますので安心です。
4. 利用状況
よくイントラサイトなどでもアクセス数が気になってアクセスカウンターをつけていらっしゃるサイトもお見受けします。
やはり会社として導入する以上、導入を検討したご担当者の方にとっては導入効果が気になるところです。
どのくらいの社員が毎日アクセスしているのか?上司に報告しないといけないケースもあるようです。
Grmoでは各ユーザの利用状況をユーザー毎に確認できるようにしています。
覚える手間で業務を邪魔したくない。
最後に使う側、多くの場合は会社などの決定で使わせられる側に立った際、機能を少なくすることで日常の業務を邪魔したくない、という思いが強くありました。
現場レベルでお話を伺ってみると
「会社が使えというから使ってるけど使いにくいし覚えないといけないのが手間」
「通常の仕事の他にさらに仕事を増やされた感」
ということを感じておられる方というのも多くいらっしゃいました。
多くの機能があることが便利なのではなく、出来るだけ少なく、本当に利用出来る、する、機能だけを提供するのが本当の使い易さであると信じて、今回のリニューアルとしました。
http://grmo.jp/
実際使ってみるといまいちと感じる方もいらっしゃるかも知れません。
今後はユーザー様のご意見などを取り入れて改善をしていきたいと考えております。
社内イントラや自社サーバでの運用にも対応しておりますので是非ご相談ください。
http://8bit.co.jp/contact/create.php