こんにちは。
今日はWebサイトのアクセシビリティについて、私なりの考えを書いてみたいと思います。
『ユーザビリティは聞いたことがあるけど、アクセシビリティって何?』という方も多いと思います。
簡単に言うと
・ユーザビリティ=サイトをより使いやすくすること
(極端な例ですが、ECサイトで商品がカテゴリ分けされていたり、検索機能を付けたりすることです。
これらの機能はなくても一覧で並んでいれば、『買う』ことはできますが、有った方が使いやすいですよね。)
・アクセシビリティ=視聴環境、身体の障がいの有無に関わらず、情報を等しく得られるようにすること
だと思っています。
『情報を等しく得られるようにすること』という点がポイントで、アクセシビリティの大変なところなのです。
例えば、
・視聴端末により見られない
…PC、タブレット、携帯(ガラケー)、スマートフォン、ゲーム機など多種多様になっています。
メーカーや機種が変わればそれぞれにサイトの見え方も異なり、レイアウトが崩れて文字の上に文字が重なっていて読めないなどの問題が発生したりします。
・動画が再生できない
…動画のファイル形式やplayerが端末に対応していないためで再生できないことがあります。
・動画の音声情報が得られない
…音が出せない状況(例えば電車の中や会社)や、聴覚に障がいをお持ちの方は動画の音声が聞くことができません
・文字が読みづらい、読めない
…文字のサイズが小さいや色の問題で文字が読めないという致命的な問題が発生します。
など、他にも注意をしなければいけないポイントがたくさんあります。
自治体、官公庁、学校など公共性が高いサイトではアクセシビリティは必須になっています。
一般企業では上場企業のコーポレートサイトは必須となっていますが、ほとんどの企業では配慮をしていないと言うのが実態だと思います。
現実問題として、アクセシビリティへの配慮をしようとすると工数やコストがどうしても増えてしまいます。
企業としても負担が増えるので、配慮しない選択をされていることもあると思います。
しかし、ちょっとの事で、ユーザー数の増加や顧客満足度が上昇していきます。
サイト制作・リニューアルの際には、「アクセシビリティ」についても検討されることをお勧めします。
株式会社8bit (エイトビット)
東京都目黒区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
コーポレートサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。