エンジニアが出来ないことをうまく納得してもらうコツ。

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制作の作業を進めている過程でどうしても自分には難しいこと、指定された期間の中で出来ないことというのは発生します。

特にエンジニアのプログラミング作業は技術的に習得しないと出来ないこともあり、案件に応じて開発するのが難しいことも多々あります。
その際の難しいことを伝えるのに専門的なこともあり、エンジニアの方には随分はっしょって「出来ない」ということだけを伝える方が多いように思います。

出来ないものは出来ない!出来ない以外になんて言えば良いんだ?!と言われてしまえばそれまでですが、モノは言いようです。

伝え方によっては
「あいつにはなんだか頼みにくいな。」
「あいつ、いつもぶっきらぼうだから聞きにくいな。他の人に頼むか。。」

などあんまり良い印象は持たれませんし、結果自分の評価やイメージもとことん下がりますのであんまり良いことありません。
工数にしても自分としてはバッファや今までの経験を踏まえたうえでのリスクも考慮しつつ報告したのに、

「え?!そんなに時間かかっちゃうの?」と思われてしまいます。

本当に出来ないことはしょうがないです。
(何を言われても出来ないことは出来ない場合もあります。)
ですが、その伝え方によって仕事もスムーズに進みますし、自分自身にも得なことが多いと思います。

自分もエンジニアなので分かるのですが、エンジニアの方っていうのは良い意味で職人気質でもあり、ぶっきらぼうで関わりにくいといったイメージを持たれることが多いように思います。
それも些細な言い方によるものが多いのではないかと思います。

今回は出来ないことをうまく相手に伝えるポイントについて自分なりに考えてみました。

 


出来ない理由をきちんと説明する。

理由をきちんと説明しない理由として、「専門的なことだから、どうせ説明しても分からない」といったことを理由に説明を面倒臭がる方が多いように思います。
そうではなく、どうして難しいのか、どうして出来ないのかをきちんと相手に納得してもらえるように説明するのが望ましいです。

例えば

『すごく時間かかっちゃうから無理です。』
『無理ですよ。こんな仕様。。』
『今の自分には難しいですよ。。』

などお願いした方にすると「ではどうすれば出来るのか?何故出来ないのか」もう少し説明して欲しいところです。

ちょっと言い方を変えて、

『この仕様だと、5日くらいかければ出来ると思う。さすがに2日だと物理的に難しい。』
『提示してもらった仕様だと矛盾点含めてプログラムの設計段階で見直しをかける必要がある。なのでこの仕様のままスケジュール通りに進めるのは難しい。』
『申し訳ないけど、実際に扱ったことのない言語なので、今の自分のスキルだと習得含めての対応になるので、提示されたスケジュールでは難しい。』

など、無理とかではなく、理由をきちんと説明すれば納得せざるを得ないですよね。
専門的なことになってしまっても良いと思うのです。

専門的なことしているのですから、きちんと専門的な根拠を一応お話することは必要だと思います。

 

代替案を踏まえて話す。

代替案というと難しく捕らえる方もいらっしゃるようですが、そんなに難しいことではなく、「これであれば出来るんですけどねぇ。。」とかそういうレベルで良いと思います。

「出来ない」で話が完結してしまうと専門的なことが分からない人たちにとってみると先に進めなくなります。
例えば「○日かければ出来る」「言語がPHPであれば出来る」とか、一緒にやっている人たちが出来ないことに対して別の方法を考えるきっかけを与えてあげることが必要だと思います。

自分で手を動かさない人(動かせない人)にとってみたら、何であれば実現の方向に進めるのかまったく分かりませんので、糸口だけでも伝えてあげましょう。

 

感情を抑える。

これは自分も良く分かるのですが、「出来ない」ことを指示とかお願いされるとちょっと腹立つことってありますよね。
(あれ、なんででしょね。。)

大抵エンジニアの方にお願いして難しいことだと怒るまでいかないにしても、ふてくされたり、ムッとした感じで返されることが多いです。
時には何故か怒られたなんていう経験をお持ちのディレクターさんもいらっしゃるかと思います。

ただ、これは自分自身の評価や印象を下げてしまうので、感情はなるべく抑えて説明すべきです。
「出来ない」ことは伝えるまで相手も知りませんし、誰もまだ出来ないことを責めているわけではないので、自分の感情をちょっと抑えて冷静に理論的に説明することをオススメします。

 

早めにリスクは伝える。

ついつい何とかしようと頑張ってリスクを伝えずに、直前になって「出来なかった」といった報告をすると場合によってはとんでもないことになります。
(私自身も「やっぱり出来なかった、、、」となってすごい勢いで怒鳴られた経験は何回かあります。怒鳴られるとビックリしますよね。)

制作している人の言うことはお願いしている側は信じて待つしかありません。
すでに予定を組んでいたり納品なのに、直前になって「出来ない」と言われるとみんなが困ってしまいます。
「あいつはアテにならないな、、、」なんて本人にとってみたら不本意な評価やイメージが付きかねません。

出来れば作る前にリスクは伝えておきたいところですが、プログラムに関しては「やってみないと分からない。」という部分もあります。

ですので、やり始めて「なんかうまくいかないな、、、」という場合は頑張り過ぎないで、ちょっと中間報告は入れておくのが自分にとっても制作チームにとっても望ましいでしょう。

 

「申し訳ないけど」と前置きする。

中には出来ないことに関してゴリ押ししてくるような方もいらっしゃいます。
そんなときには「悪いけど」「申し訳ないけど」と言った言葉を付け加えるだけで随分違うように思います。

人間一言「申し訳ないんですけど、」と付け足しただけでも、「まあ、それじゃあしょうがないか、、」「謝ることではないんだけどさ、、」と気持ちの切り替えになるものです。これが無理だよ!と言われてしまうと反発的に「なんだよ!使えねえな」と思われても不思議ではありません。

申し訳ないなんて思ってなくても良いと思います。
ちょっと前置きで言葉を添くことで随分異なります。

コワい上司とかにも先手を打って使ってみると良いかも知れません。

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エンジニアってちょっとした物言いでマイナス評価されているような方もいらっしゃるように思います。
「難しい人が多い」「なんでエンジニアってああなの?」と言われることが多いです。

言ってることは正しくて、本当は良い人なのに、イメージが良くない、それってちょっとした言い方の差なのだと思います。
イメージなんてどうでも良いと思われるかも知れませんが、そのイメージで会社での扱われ方も随分変わってくるものです。

個人的には結構大切なことかな、と思っています。

 

株式会社8bit (エイトビット)

東京都目黒区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
コーポレートサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。

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執筆者: 高本

株式会社8bit 取締役の高本です。 社内のWebサービス企画、プログラミングや、売上・請求管理にいたるまで幅広く担当しております。