会社でWebサービスを作っていると楽しいですが、まったく自分の思い通りにいくわけではありません。
会社でやる以上、収益性の面や様々な人の客観的な意見もあり、形にするまでに時間もかかります。
クリエイターであれば自分のアイデアを100%活かしてサービス作りたい、という気持ちは誰にでもあると思います。
会社では企画が通らなかったけど、だったら個人ででも作ってやろう。
そういう方はたくさんいらっしゃると思います。
IT業界では、「なんか一緒に面白いことやりたいよね!」「なんかすごいことやりたいよね!」というのは挨拶代わりのようによく聞きます。
でも実際に形にしている人はごくわずかで、週末や帰宅後の時間を使うにしてもなかなかにできることではありません。
(だから電車の移動中や週末とか使って作っているような人は本当に尊敬します。)
自分がなんでいつも挫折するのかな、ということを踏まえたうえで、モノづくりを完成させるためのモチベーション維持のポイントを考えてみました。
本当はこういうことを考える前に、まずは作ったほうがよいのかも知れませんが、それは置いておいて、参考までに。
デザインが汚くてもいいからまず動かす。
個人的にはこれ一番重要です。デザイナーの方であれば思い通りになると思いますが、プログラマーだと自分が良いな、と思っているようサイトデザインをすることは困難です。
デザインが格好良くないと作るテンションも落ちがちになり、「俺デザインできないし。。」となって挫折することもあります。
ですからデザインにこだわらず要素だけ配置してどんどん作って動かしてみる、そうするとモチベーションも維持できるし、作った後にちょこちょこと体裁を整えていけばいいわけです。
実際に動いてしまうと愛着も湧いてきますし、結構楽しくなってきて完成させようという気にもなってきます。
酒を控える。
個人的にはこれが一番の元凶です。酒を飲むとアイデアなどは浮かんでくるのですが、作ろうという気は失せてきます。
(正直かったるくなってくるのです。)
酒飲んで横になってアイデアなんかをひねるのは楽しいですが、これは実際には何も生みだしません。
アイデアばっかり出しても形にならなければ意味はないので、個人的には酒を控えなくてはいけないと自戒しております。
ああ、今週末も何もできなかった、、、と月曜になるといつも思うのですが、大体酒飲んだあたりからおかしくなっているわけです。
人のブログなどを常に読む。
たとえば、Webサービスやアプリを個人で出してヒットしたとか、そういった類のブログなど常に見てモチベーションを維持することも必要だと思います。マイナスなことではなく、常に成功した事例だけをとにかく読んでワクワクする。
Webサービスは本当にやってみないとわからないので、常に人が作っているものや実際に作った人のブログなどを見て英気を養うのもまたひとつの手です。
すべて自分のためだと思ってつくる。
正直、会社でやることのスキルアップのため、とか思うと自分の余暇の時間で何かを作ろうなんて気は失せると思います。会社で次にやることのためのスキルアップで実験で作ってみました!なんていうのは会社にとってみれば素晴らしいことですが、人間そうはいきません。
就活のために作った、とかそういうのもまた然りだと思います。
ですので、土日や帰宅した後の時間を使って作るのは「すべて自分のため」で良いと思います。
自分自身の収益になる、つくったものが評価され自分個人も評価される、まずはこれだけで良いと思うのです。
結果、個人のスキルもあがり出来ることが増えれば会社での評価も上がりますので、入口は自分のためだと思ってやらないと続かないですね。
悔しいことをバネにする。
これは前項とかぶるのですが、たとえば会社勤めをしている方であれば、思い通りにいかないことが多いと思います。あと、自分は自分自身がもっとできると思っているのに評価されない、褒めてもらえない、とか色々な悔しいこともあります。
そういう悔しい思いをバネにして見返してやる!という気持ちも大事だと思います。
自分のいけてるアイデアがなぜわからない!
と思ったら自分で形にして「ほらね、だから言ったじゃん」というようなことを想像してモチベーションを維持するのもひとつの手かな、とも思ったりします。
会社の悔しい思いは愚痴にするよりは、形にして自分自身の糧にしたほうが健康的ですしね!
なんにしても、仕事でない限りは義務ではないので、作るのが好きなこと、が一番重要なのかも知れません。
がんばろう!