最近社内で制作を進めている時に、「プログラム作るのに時間がかかる割にはこの機能ってそれほど多くの人も使わないだろうし、地味だよね!」という話をしていたのを思いだしたので、今回は処理を作るのに時間がかかる割には使ってみると地味というか、割と何の感慨も抱かない処理を挙げてみました。
いずれも必須な処理なのですが、何気なく使っている割に作る苦労があったりする処理です。
色々なシステムを作っていれば流用していくのでそれほど苦労はないかも知れないのですが、新規で作るとそこそこ苦労すると個人的に思うものです。
だから何、というわけではないので深く捉えないでいただきたいです。
苦労の割に使う時は地味な処理
検索機能検索条件にも拠りますが、色々条件に応じて処理を考える割には案外使われていなかったりして悲しい気持ちになったりする機能です。
当然複数条件になるとバグも出やすくなりますし、確認も様々な条件でする必要があります。
どちらかというと検索に頼らずに目的へたどり着きやすくインターフェイスを作った方が良いので、インターフェイスが良ければ良いほど使われないかと思っています。
ページャー
ただのページャーだったら良いんですけど、一覧表示なんかで詳細みてそれから一覧に戻ったらページャーが1ページ目に戻っちゃっているとか、そういうお茶目なバグが出てしまいがちな処理です。
まあ、こういうのは毎回使うものなので、部品化しておけば良いかとは思いますが、地味な割にはちゃんと作らないといけない処理です。
ユーザーの立場だとあるのが当たり前なので、なんにも思わずポチポチクリックしていますけど。
画像投稿処理
画像投稿処理自体なんてことはないのですが、投稿した後の処理はきちんと考えないといけません。
例えば投稿した写真を様々なページで色々な大きさで使うときのこと、既定サイズ以上や以下の場合の画像トリミング処理などなど、そのままサーバへアップすれば良いわけでもないのです。
あと、画像を一旦添付して投稿しようと思ったけど、やっぱり止めた時サーバからきちんと古いデータ消すなり、上書きするなり考えないといけません。
複数アップロードしたりする場合はもっと苦労します。
さらに最近流行っているドラッグドロップで画像をアップロードなどやろうとすると、結構苦労します。
退会処理
例えば画像投稿機能が付いていたり、1ユーザーがデータベースのテーブルを複数持っていたり、色々なユーザーと絡んでいるSNSのようなサービスだと結構慎重に作る必要があります。
これがバグってると全会員データふっとんだり、洒落にならないようなことがおこったりしますので注意が必要です。
また、データが不完全に残っていてもよろしくないので、結構手間がかかるんです。
実際にユーザーとして使うと、ワンクリックなんですけどね。。
<番外編>作っていて気持ち良い処理
一覧表示ループでくるくる回す処理っていうのが個人的にはすごく好きで、ちょっとした処理で沢山のデータを表示したりできるのでなんだか得した気分になります。
こことここを処理で囲って、さあどうだ!って一覧表示がうまくいった時、もう全部できちゃったような気分になるのは私だけかもしれません。