Web制作の見積りを出していると、たまに高い!と言われることもあります。
「何を根拠に!」とちょっとだけ頭にきちゃうこともありますが、ここはぐっとこらえて反省をするチャンスだと思います。
高いと思われる原因は色々あります。
例えば相見積りだったとしても、必ず制作内容や会社の内容を見て、一概に値段だけで決めているわけではないと思います。
そうするとおのずと反省点も見えてきます。
Webサイト制作は出来たモノを売るわけではないので、費用は直接自分たちのスキルや制作の価値につながっていると思います。
それこそ、制作の費用は企業によって大きく差がありますので、自分たちの出している制作費以上で制作をして経営している企業もいっぱいあるわけです。
その中で何故高い!と思われてしまうのか、こういう時こそ原因をきちんと考え、何が足りないのか反省すべきなのかなと思います。
そんなわけで、考えられる原因と反省ポイントを挙げてみました。
ご参考までに。
1. 予算に対して
1の予算に対して、であれば、まあしょうがないかな、と思います。100円しか持ってないのに1000円のものを打ってほしいと言われても、それは難しいです。
でも予算の中でここまでなら出来る、という提案にはつなげたいですね!
2. 他社の見積りに対して
クライアントは純粋に費用だけで判断される場合もありますが、中身もチェックすると思います。例えば、他社の安い見積りで負けた、 としても値段なりの提案が出来ていなかったのかも知れない。。と反省をしたいところです。
3. いつもの値段と比べて
どうして、いつもと違うのかきちんと説明して、納得していただきたいところです。いつもより高いということは、いつもよりスキル的に高い要求であったりするわけで、高くなった根拠は説明したいところです。
それに対して納得していただけないとすると、説明の仕方が悪かったのかと思い反省しないといけないかな、と思います。
4. 制作物に対しての対価として(費用対効果)
面と向かってあまりこんなこと言われないかもしれませんが、相見積りで高い見積り出した他社に負けたとしたら、猛省したいです。単純に提案内容で負けたということですので、制作を生業としている会社にとっては、どこがいけなかったのか?他社比べて何がいけなかったのか、Webサイトであればリニューアル後に確認してみても良いと思います。
5. 作業内容に対して
よくあるのは「これやるだけなのに、こんなにかかるの???」といった具合に、作業を簡単に捉えられてしまうことです。でも、これも納期とかスピードなどを考慮して、納得してもらえることなのかと思います。Web制作は、印刷物などと違って簡単と捉えられることがありますが、ここは自分たちの作業内容の価値を下げないよう努力をしたいところです。
「これだけ?」と思われるということは、そう思われないように自分たちの作業価値をきちんと説明していきたいところです。
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見積りが高い!と言われるにはそれなりに自分にも原因があるわけで、費用と価値を比べて、納得していただけるような仕事を日々こころがけたいものです。