Web業界の「肩書き」って本当に必要なの?

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最近、社内で「名刺のデザインを変えようか?」の話が出た際に、「肩書」についてふと思うことがありました。

「今の自分たちの仕事内容で肩書っているの?」

Web業界に限った話でいうと「プロデューサー」「ディレクター」「コーダーまたはマークアップエンジニア」「デザイナー」「エンジニア」、まだまだ造語に近い肩書を持っている方もたくさんいらっしゃいます。

この業界は免許もいらないので、自分で名乗ろうと思えば名乗れてしまい、自称○○ということになってしまいます。
(会社によっては「デザイナー」と肩書付けてもらうのに試験や査定があったりするのかも知れませんが、、)

一番思うのは『肩書イコールやっていること』ではないということです。

特にフリーランスの方などはデザイナーという肩書でありながらコーディングからプログラミングまでひとりでやっちゃう方も沢山いらっしゃると思います。その逆でいきなり肩書を名乗ってしまう 方もたくさんいらっしゃると思います。

何の仕事をやっている人、という意味で肩書は必要かとも思いますが、「本当にいるの?」と思う場面も多々あります。

実際に少ない人数のチームで作業をしていると肩書が邪魔して、作業担当範囲などでの摩擦を生むこともあります。
もちろん、対外的な意味で肩書のメリットもありますが、制作現場の肩書でデメリットもあるのではと思うこともあります。


誤解を生む肩書

肩書により誤解を生むことってあると思うんです。
大抵の場合は「肩書負けしている」とマイナスに取られることが多いのではないかと思います。

例えば「デザイナーなのに、、」「エンジニアなのに、、」と出来なかった場合に肩書と成果物などを比較されてしまう。
(これ結構プライド傷つくし、悲しいです。)

自信と自分のポリシーをもって肩書を名乗ることは素敵なことだと思いますが、スキルと肩書が一致しないと何を言われるかわかったもんじゃないというデメリットを感じます。

肩書があるから発生する変な自分の作業領域

これはディレクターの自分がやる仕事ではない!とか肩書による作業の境界線ですね。
制作現場で時々見かけます。

「今、手が空いてて出来るんだったらやればいいじゃん!」 とか思ってしまうのですが、肩書があると自分の作業境界線が出来てしまい、自分の肩書=自分の作業領域と境界線を引いてしまいがちになります。

こういうことが小さなチームで起こるとうまいこと回らなくなったりしますよね。

依頼する側にとっては、「会社やチームが作ったもの」としか認識しないので、こういう摩擦は無駄に近いものがあります。
無駄な摩擦が生まれるのも肩書のせいなのしらん、と思ってしまう時もあります。

もっと柔軟に対応しようよ!人少ないんだから!というところですね。

肩書をもらうことを目標にしてしまわないか?

弁護士や一級建築士などの資格があって初めて名乗れる肩書には意味があると思います。
ですが、肩書へのあこがれだけを目標にしてしまいがちになるのはモノづくりの作業では本末転倒です。

確かに名刺にあこがれの肩書が付くってうれしいです。
ですが、モノづくりの目標は良いモノを作るのであって肩書ではありません。

ディレクターという肩書が欲しいがために自分で名刺を作った、などという話しを以前聞いたことがありますが、それはちょっと変だな、と思います。

——-

デメリットばかりを挙げましたが、Web業界っていろんなことを一人で出来る人が多いので肩書が邪魔してないかな?と思ってしまうんです。
自分で好きな肩書を付けていても、結局他人から見ると説明しないと何が出来るのかよく分からない。。
さらには英語で小難しい肩書なんて、怪しい感じすら受けてしまいます。

仕事で関わる人に自分は何者でなにが出来るのか説明するだけで良いのではないか?と思います。

だとすると、弊社の頼もしいスタッフは一人で何役も出来てしまうので、肩書はなくそうか?

という話しになっています。

「株式会社8bitの○○と申します。本案件ではデザインとHTMLコーディングを担当いたします。」

それでいいではないか、と。

私の好きな寺山修司の
「私の職業は寺山修司です。」

という名言を彷彿させる感じですね。なんか格好良い感じもします。

本当になくすかは分からないけど個人的にはなくしたいな、と思っております。

でも社長とか責任ある立場の人は必要だと思います!
何かあったらこの人が責任取る、決済権がある!とか分かるという意味で!

執筆者:高本

株式会社8bit 取締役の高本です。 社内のWebサービス企画、プログラミングや、売上・請求管理にいたるまで幅広く担当しております。

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