Webサービスを作れるんだけどアイデアが沸かない時のヒント

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昨年当社でリリースしたWebサービスやアプリのリリース告知ができるサービス「ツクログ」ですが、おかげさまでちょこちょこと投稿をしていただき、290以上のサービスやアプリを登録していただきました。

この数字が多いのか少ないのかよく分かりませんが、とにかく作っている人は作っているんだなあ、と刺激になります。

ツクログを見ていて思うのは、色々な人のアイデアの面白さです。
こんなサービス作りたいというアイデアと、それを完成させるスキルのある人がこれだけいるのはすごいことです。

アイデアはあるけどプログラミングができない。
プログラムはできるけどアイデアがでてこない。

どちらかは出来て、どちらかは苦手という方は結構いらっしゃいます。

つくることが出来てアイデアがあれば最強です。
今回は後者のプログラミングはできるけどアイデアが沸かないという場合の、アイデアの発想方法について考えてみました。

人によって発想方法は異なると思いますが、個人的な考えです。

これから勉強しようと思っているけど、何を作ったら良いかわからない、という方は参考までに。


1. 受託でお客さんの欲しがっているものをサービスにする。

Web制作の受託制作をしていると、システムの開発も頼まれることが多いと思いますが、そういうところで生まれるアイデアは多いと思います。

クライアントの要望はそのままサービスが欲しいという声に他ならないので、クライアントの欲しいものやアイデアを発展させて幅広く汎用性のあるサービスを提供するとビジネスにつながるサービスになるでしょう。

実際にBtoBのサービスはクライアントの意見や良く出る要望などを細かく、まとめておいてうまくサービス化できれば、今のクライアントにも使ってもらえるようになると思います。

2. 自分の身近な人の声を聞く。

IT業界でない身近な人、両親でも家族でも良いと思いますが、そういう人たちのふとした発想を形にしてみるのもひとつの手です。
開発を職業にしていると、思った以上に固定概念で縛られていることも多く、普段Webをあまり使わない人の「こんなあったらいいね」を形にしてみるのも面白いかもしれません。

実際に作っている人は頭のどこかでこれはできる、できないを無意識にジャッジしながら発想したりするので、屈託のない意見を聞くと思ってもいないアイデアが出てくるものです。

3. 言葉やタイトルから考える。

どんなサービスというより、ひとつの言葉をキーワードにしてそのタイトルのサービスを考えるという方法です。
正直これは私がよくやる方法です。

Twitterと連動サービス作りたい→「釣り」+「ツイッター」=「釣りッター」っていうタイトルのサービスまだ誰も作ってない。
「今年は釣りガールがくるらしい」→「釣りガール
「ミスツイッター」って語呂が良くてまだ誰も作ってない→「ミスツイッター

こうやって実際に作ってしまうのもひとつの手です。
まずは何か作りたい、自分の勉強に作ってみたいけど何を作っていいかわからないという方にはおススメです。

4. 困ったことを考える。

たとえば、私の場合は外出先で大便を催したときに極力、きれいなトイレを選びます。
ですが、緊急を要する 場合もあり、どこに公のトイレがあってどこがきれいかをすぐにリサーチできるサービスがあれば良いと思います。
(たしかそういうサービスありました。)

こういう感じで、自分が日常で困ったことをWebサービスを使って解決できないか、というところからアイデアをひねりだすのです。

5. まずは模倣から

今のWebサービスはかなり数が出ていてアイデアも飽和状態になっているように思います。
SNSが流行る、クーポンサービスが人気などその時々のトレンドで似たサービスが沢山出てきます。

そのままコピーのようなサービスを作るのは良くないですが、既存のサービスに自分の独自のアイデアを加えて、より良いサービスを作るのも悪くないと思います。

——-

実際にWebサービスを作る人は、日常的にずっとそのことを考えている方が多いのではないかと思います。

街中歩いていても、仕事していても常になんかおもしろいことを探す嗅覚が働いているのでしょう。
FACEBOOKなど見ていても、ちょっとこういうサービスがあれば、なんていうことを投稿している方は結構いらっしゃいます。

アイデアがない場合はよくアイデアをつぶやいている人のTwitterやFACEBOOKアカウントをフォローしてみるのもひとつの手かもしれません。

執筆者:高本

株式会社8bit 取締役の高本です。 社内のWebサービス企画、プログラミングや、売上・請求管理にいたるまで幅広く担当しております。

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