こんにちは。株式会社8bitの高本です。
先週酒について書きましたが、今回は大好きな焼酎のラベルについて書いてみます。
私自身、焼酎ブームのときにかなり本格焼酎を飲んでいて、せっかくいろいろな種類を飲んだんだからと、焼酎ラベル瓶から剥がして集めていました。
お酒に興味がない、飲まない方は気がつかないと思うのですが、集めてみると焼酎ラベルにも個性があり、なかなかデザインセンスに富んでいるものが多いです。
なぜ焼酎なのかというと、日本酒やワイン、ウイスキーなどのラベルにもすばらしいものが多いのですが、個性的なラベルは焼酎に多いと思うのです。
名前にも個性的なものが多く、ネーミングの由来についても、調べてみました。
沢山ありすぎて紹介しきれませんが、自分で飲んだことあるもので印象に残っているものを紹介します。
釈云麦(じゃくうんばく)
最初なんて書いてあるか分かりませんでした。これだけではわかりませんね。
じゃくうんばくという麦焼酎です。
名前の由来は、人の縁を結び幸運をもたらすという、愛染明王の真言の一部を引用したとのことです。
ラベルのマークは梵字で、「アーク」と 発音して大日如来をあらわし、釈云麦の酒名は愛染明王の真言から取られているそうです。
蝙蝠(こうもり)
かなり印象深いネーミングとフォント(フォントといってよいのかどうか。。)も妖怪がでてきそうな感じです。
この焼酎はラベル買いをしてしまった焼酎です。
お店に並んでいると黒ベースにこの文字なのですぐに目に付く印象深いラベルです。
つわぶき紋次郎
こちらもかなりユニークで葉っぱが瓶にぺたっと張り付いているようなラベルです。
瓶の上の方にちゃんと「つわぶき紋次郎」と別のラベルも貼ってあります。
ネーミングの由来がちょっと分からないのですが、ネーミング自体もインパクトある名前だと思います。
もぐら
和紙に筆文字で書かれた文字が味わいを出しているラベルです。
伊佐美
ラベルの背景がレトロな感じを思わせるラベルです。
結構有名な焼酎でプレミア価格が付いていたりします。
ネーミングの由来は生産地である大口市は昔、伊佐郡と呼ばれ、伊佐郡で美味しい焼酎ということから、陸軍大将がつけたそうです。
あまり小さな酒店の店頭では見かけませんが、他の焼酎と並んでいるとインパクトがあります。
佐藤黒
好きな焼酎です。
白も好きですが、黒の方が好きなのでこちらを紹介します。
酒のラベルというと白に近い下地に筆文字で書いてあることが多いですが、黒はやっぱりインパクトがあります。
名前はそのままですね!
森伊蔵
言わずと知れた有名な焼酎です。
ネーミングは酒造の四代目当主の名前から取ったそうです。
当時は人名から名前をつけるのがブームだったそうです。
なかなか飲めない焼酎ではあります。
赤兎馬
こちらも黒ラベルです。
なんだかラベルだけ見ていると、昔の怖い映画のような感じもしますが、おいしい焼酎です。
当社の焼酎サーバにもこの赤兎馬が入っています。
「赤兎馬」とは、三国志に登場し「一日に千里走る」と言われた名馬の名前から取ったそうです。
天使の誘惑
焼酎のラベルというより洋酒のラベルのように見えます。
ラベルも個性的ですが、この焼酎は焼酎とは思えないほどまろやかな甘みで上品な洋酒を思わせます。
最初飲んだときは結構衝撃的でした。
ネーミングの由来は「天使を誘惑し、魔界へ の最高の酒を調達する悪魔たちによってもたらされた特別のお酒ツꀀ」 とのことです。
明るい農村
こちらもかなりインパクトあるラベルです。
名前もインパクトあります!
「良き焼酎は、良き土から 生まれる。 良き土は、明るい農村にあり。」 がネーミングの由来だそうです。
その下にもうひとつ「農家の嫁」というのが姉妹品で、「明るい農村は、「農家の嫁」がつくる。」 と繋がっているそうです。
農家の嫁
富乃宝山(とみのほうざん)
きんきらで豪華なラベルです。
女性にも飲みやすいということでかなり話題になった焼酎です。
芋焼酎イコール芋くさいというのを覆した焼酎です。
ネーミングは吟弾の祈祷により龍を天昇させ、人々に富をもたらせた。という言い伝えで名高い琵琶法師の宝山検校に由来しているそうです。
萬膳(まんぜん)
こちらは見かけたら絶対に買う芋焼酎です。
THE焼酎!という感じで芋の香りと喉越しが伝わってくる文字です。
ネーミングの由来は「全ての食に備うる酒でありたし」 とのことです。
個人的にはすごく好きな由来です。
キンミヤ焼酎
このラベルを見ると飲みたくなります。
キンミヤ焼酎とホッピーですね。
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目玉のおやじやアントニオ猪木の焼酎など、焼酎には結構個性的なラベルが多いので、お酒が好きな方はラベルにも注目されると面白いですよ。
酒が飲みたくなるのでこの辺で。