これから新しいサービスを企画する前に参考にしたい本【運用編】

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当社でこれからまた、大きなWebサービスを企画運営していこうという動きがあって最近、参考になる本はないかと探しています。

企画自体もそうなのですが、今回は、まずきちんと運営体制やサイトを売り込無宣伝においてきっちり固めていって、きちんと運営できるように進めていきたいと思っており、中途半端にならないようにと心して取り組む予定です。

具体的には全然決まっていないのですが、BtoBサービスをやるとしたら、ただだまってサービスだけ用意して待っていてもお客さん(企業)は来ないので、営業は必須になります。

そこで以前本屋で見かけてちょっと立ち読みしたけど買わなかった「Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方」を買って読んでみました。

この本にHotPepperがあそこまで大きな事業になるまでの、営業の方々の苦労や事業として一丸となってモチベーションを上げて成果を上げていくまでの過程が描かれています。

この本を読んで感じたのは、目的の共有と理解の大切さ。

自分たちの行動がどこに向かっているのか?何をゴールとしているのか?をきちんと共有することです。目的を理解しないで、ただ参加させられている状況だと必ずしも良い結果はでません。

この本を読んでいるとチームとして働くうえで大切なことが凄くわかりやすく書いてあります。

人間は機械ではないので、黙々と同じ結果を出し続けることは不可能で、要所要所モチベーションを上げるための施策なんかも書かれています。

HotPepperはそもそも契約スタッフの方々が中心となり、売上を伸ばした媒体だそうで、期間のある契約スタッフの方のモチベーションを維持して、ここまで大きな媒体に成長した影には、実際相当色々なことがあったのだと思います。

今回の企画は全員参加で運営することを目的としているので、そのうえではかなり参考になる本でした。

何の事業やサービスでもこれからやろうと考えられている方には読んで損はない本だと思います。

執筆者:高本

株式会社8bit 取締役の高本です。 社内のWebサービス企画、プログラミングや、売上・請求管理にいたるまで幅広く担当しております。

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