Web業界の肩書について考えてみた。

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こんにちは。株式会社8bitの高本です。

現在、WebサイトやWebサービスの品質管理をサポートする「COLORBOX」というサービスを制作しているのですが、その中の一部機能でデザイナーやエンジニアなどの各役割でノウハウ共有や質問ができる「シェアクリップ」というサービスを先行リリースしました。
(ごく自然な流れで書いていますが、宣伝です。)

このサービスをつくっているときにWeb業界での作業役割をカテゴライズする必要があり、肩書とその作業役割について考える必要がありました。

そこで考えてみると、Web業界の肩書って曖昧だなと思いました。

Web業界だけではないかと思うのですが、国家資格のないような肩書は個人で、明日からでも名乗ろうと思えば名乗れてしまいます。

ですが、肩書きは重要で、クライアントと仕事などしていると肩書きは○○だったから相談したのに、、ということもあるかと思います。だからあまり簡単には考えたくありません。

また、会社の中でも

「ディレクターってどこまでやってくれる人なの?」
「エンジニアはここまでやるんじゃないの?」
「デザイナーってもっとデザイン考えてくれないの?」

など作業の役割分担を肩書きをもって揉めることもあります。
(他業種から入っていたりすると、結構混乱するようです。)

一緒に働いている他の業界の方にもよく聞かれることがあるので、今回はWeb業界の肩書きについてまとめてみました。

まとめた以外にも他にもたくさんあると思います。
何せ肩書きを自分で作っている方もいらっしゃるので、一般的なものだけです。

個人的な認識なので間違っているかも知れませんのが、悪しからず。


マークアップエンジニア(コーダー)

静止画のデザインをWebサイトとして完成させることを役割にしていると思います。

コーディングをする人ということで「コーダー」と呼ばれていましたが、この響きを嫌がる方が多いですね。
個人的にはこれを嫌がる理由がよくわかりません。劣った呼び名だとも思わないのですが。。

マークアップエンジニアの中で、JavaScriptは対応範囲外という方がいらっしゃいますが、AJAXにしてもHTMLと完全に無関係では成り立っていないので、出来た方が良いかと思います。

Webデザイナー

個人的にはデザイナーと言いつつ、指示されたテイストで、ただ単に静止画を起こす人はこれに該当しないと思います。
たとえば構成からテイストまであらゆる細かい指示をもらって作業をする方は「オペレーター」の部類に入るのかと。
(DTPの世界だと組版だけする人はDTPオペレーターだったかと思います。)

人によると思うのですが、イメージや訴求のポイントを伝えられただけでレイアウト構成からやられる方もいらっしゃるみたいですし、レイアウト構成を元に細かい要素や色調を整えてデザインをする人もいらっしゃるみたいです。

デザイナーはそのサイトをよく見せるための提案と、発想を持って作品として完成させられる人のように思います。

あと、HTMLなどの基本的なことは分かっていてコーディングした時のイメージを持ちつつデザインできる人がWebデザイナーなのかと思います。(ここはWebに特化したWebデザイナーのひとつのポイントだと思います。)

アートディレクター

デザイナーが上記の通りだとするとアートディレクターとはどんな役割なのだろうと思ってしまいます。
実際にはデザインをする段階でのテイストや方向性を定めて、デザイナーに制作指示を出したり、チェックを入れたりする人のようです。

大人数の制作会社や代理店ですと、こういう肩書の方がいらっしゃいますが、少人数の制作会社だとデザイナーがアートディレクターも兼ねていることが多いように思います。

エンジニア(プログラマー)

システムエンジニアというと設計をする人というイメージがあるのですが、Web業界だと設計+プログラム開発なので、エンジニアと呼ばれる役割はシステム全般について担当することが多いです。

サーバ設定もやりますし、本当に全般的だと思います。
ただ設計と言っても実際に開発するうえでのロジックやデータベース構築のための設計が多く、画面設計はまた別の担当でやっていることが多いように思います。

プログラム技術は人それぞれです。
エンジニアだから何のプログラム言語でもできるというわけではありません。
(他の業種の方から見るとこういうところが肩書きだけで判断付かず、曖昧だといわれることもあります。)

Webディレクター

制作に携わる人たちをまとめる役割とクライアントとの要件定義の詰めなどを行う役割。
それぞれの役割の進捗やスケジュール管理を行っています。
サイトの構成をまとめたり、サイトマップを作ってコンテンツをまとめるのもディレクターの役割になっている場合が多いです。

個人的には、このディレクターという役割の定義が結構難しいと思っています。
難しいというのは会社や個人によって認識が大きく違うからです。

会社によっては見積もりなどのお金の話しはマネージャーがやっていてディレクターはお金の管理はしない、というところもあります。(マネージャーという肩書きもありました。)

でも私が思うに、もし工数で見積もりを計算しているなら、見積もり内でうまく回せるように意識して工数の管理、各担当作業の管理が必要ですし、追加作業であれば、費用増加の交渉もすべてセットになっていると思います。

ということはディレクターは費用面から工程管理まですべて担当するべきなのではないかと思うのです。
あと、実際にクライアントの前に出るので、次の仕事につなげるなど営業的な要素も持っていると思います。

Webプロデューサー、プランナー


個人的にはプロデューサーというと映画のイメージが個人的に強くて、予算や利益など考慮してスポンサー集めたり、作品を作るための様々なネゴシエートを行うイメージがあります。

Web制作会社でプロデューサーだと何を行うのか?と考えていくと、クライアントへの企画立案になるのかと思います。ただこの位置付けだけではなく、ディレクターのやる業務も一緒にやらないと少人数の制作会社では成り立たないです。

だとするとWebディレクターになってしまうのでしょうか???

ちなみに当社ではプロデューサーとかプランナーという肩書きの人はいません。
ディレクターがここでいうプロデューサー業も兼ねていると思っていますので。。

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まとめましたが、正直なところ他社では各肩書きがどのような役割をしているのか知りたいです。

会社によって同じ肩書きでも役割分担は違いますし、自分の思っている肩書きの認識が正解ではない部分もありますので参考にしたいです。

結局、営業は誰がするのか?

営業という肩書きを挙げませんでしたが、営業は会社にとってかなり重要な役割だと思います。
ただ、Web業界、少人数のWeb制作会社だと営業という肩書きで営業を業務としている方をあまり見ないように思います。

営業のいない会社だと、経営者であったり、クライアントと直接やり取りをするディレクターであったりする人たちが事実的な営業をしているのかなあ、と。

この辺もどうしているのか、聞いてみたいです。

執筆者:高本

株式会社8bit 取締役の高本です。 社内のWebサービス企画、プログラミングや、売上・請求管理にいたるまで幅広く担当しております。

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