現在、当社では「COLORBOX(カラーボックス)」というWebサービスの開発をおこなっています。
COLORBOXとはWeb制作やWebサービスなどのデザイナーからエンジニアまで作ることに携わる方々が円滑にチームワークよく品質を高めるサポートをするサービスです。
URL: http://colorbox.info/
品質管理サービス自体は今年の8月リリースを予定していますが、そのプレリリースということでデザイナーからエンジニアまで、作ることに携わる方々が技術ノウハウや技術に関する質問ができる「シェアクリップ」という機能を先行で開放しました。
URL: http://colorbox.info/forum/
このサービスはTwitterかFACEBOOKのアカウントを持っていれば気軽にノウハウの共有と制作で分からないことの質問ができるサービスです。
当社では機能の一部分だけを先行リリースしたことがなかったのですが、今回は敢えてそういう形を取りました。
このブログで先行リリースの理由とWebサービスを立ち上げた経緯も書かせていただきます。(PRの意味も込めて)
長々と書いてありますが、読んでいただけると幸いです。
なぜ先行でシェアクリップをプレリリースしたのか。
シェアクリップとは品質管理サービス「COLORBOX」の中のひとつのサービスです。今回、本体の品質管理サービスのリリースをする前に、先行して機能の一部をリリースするのは、まずCOLORBOX(カラーボックス)というサービスを知っておいてほしい(告知です)、ということと、シェアクリップ自体は単体のノウハウ共有サービスとしてご利用いただけるものなので、まずはご利用いただきたいという思いで先行リリースしました。
このシェアクリップは、8月リリース時にはみなさんにシェアしていただいた情報は品質管理サービスの障害管理の部分で、起こっている障害のヒントとして利用させていただく予定です。
検索エンジンなどの「もしかして?」みたいな機能です。
同じような不具合を体験した人の解決策が、障害内容を見ながら即座に確認できると早い解決に結びつくのではないかと思っています。
ですので、本体リリース前からノウハウの共有と質問掲示板として稼動しておきたいと思ったのです。
COLORBOX立ち上げの経緯
昨年まで当社ではTwitterと連動したサービスを中心にサービスを短期間で何本かリリースしてきました。その中で当ブログにも投稿しておりますが、サービス自体自分たちで利用しないようなものは、実際に運用もできないし運用自体が義務的で苦しいものになってくるということを痛感いたしました。
ということで、今年の目標としてまずは自分たちも日常的に利用するものをつくろうということで、企画を進めてきました。
日常することというと衣食住ですが、それにも増して社会人であれば仕事です!
働いていれば、食べて寝る時間より仕事の時間の方が長い人もいると思います。
一日の半分以上を仕事に使っている人も結構いると思います。
あと、PCに向かっている時間が一番長いのも仕事中です。
ということはWebサービスを使う機会も当然この仕事中が一番多いのではないか?
効率良く仕事が進むようなWebサービスがあれば自分たちでも日常的に使うだろう、ということで仕事で使えるWebサービスという方向で企画を進めました。
(自分たちで使うだろう、ではなく使えるものですね。)
そこでまずは、我々がやっているWebサービスやWebサイトの制作業務の中で社内で改善しないといけない部分を洗い出してみました。
(改善点は当社だけのものかもしれませんが。。)
・ 少人数でやっているとバグ管理や確認作業が面倒で作業の対応分担が不明確で責任のなすりあいになることも。。。
・ 「試験項目票をつくってきっちり管理しないとね!」が口癖。
・ エンジニアの言ってる専門用語が分からなくて、意思疎通が難しい。
(逆にエンジニアはいちいち説明するのが面倒)
・ 開発するエンジニアにとってはバグとタスクの管理を誰かしてほしい。自分は作業だけに集中したい。
・ 修正内容やバグの発生状況をもっと分かりやすく知りたい。
まとめてみると、モノづくりをしていく中でもっと品質管理や「お互いの役割分担の中で円滑にコミュニケーションが取れ、品質管理ができるサービスがあったら使うだろう」ということで開発に着手をしました。
今はこのサービスを作っている間にもバグや仕様変更は大量に発生していて、エクセルシートを使っていますが、早く完成させて自分たちでサービスを利用しながら品質管理をしたいと思っています。
完成したら、まずは当社とお取引していただいているクライアント様と実際の制作業務の中で使ってみたいと思っています。
主にターゲットは個人事業主の方から少人数でのプロジェクトと考えています。
COLORBOXという名前の由来
デザイナーやマークアップエンジニア、エンジニア、ディレクターなどひとつのWebサイトやサービスを立ち上げる際には様々な役割の人が集まります。(中には全部ひとりでやってしまう人もいるとは思います。)
クリエイティブな仕事をする方々は良くも悪くも個性が強い方が多いと思います。
その個性を「カラー」と考え、その個性が集まってうまくコミュニケーションがとれる場所を「ボックス(箱)」として「COLORBOX(カラーボックス)」としました。
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まだまだ、本体サービスは開発中ですが、きっとモノを作る方々にとってコミュニケーションの取りやすいサービスになると思っています。
まずはバグがあったら速やかに対応させていただきます!