先日当社では「iPad最適化Webサイト制作サービス」と表してiPadで最適化Webサイトの制作サービスを開始しました。
現在色々な業種向けにiPad最適化サンプルサイトを制作しているのですが、iPadに向いているサイトとそうでないものがあると考えています。
なんでもかんでも強引にiPad最適化しても効果的ではなく、むしろ通常サイトをiPadで見たほうが見やすいのでは?と思うサイトもあるかと思っています。
今回はちょっとそのあたりのお話を。
向いている業種とサービス
iPadはとにかく画面サイズが大きくちょうど雑誌のような感覚で見れてしまうところ、Appleならではのフォントや画面の美しさが特徴です。では、具体的にどのような業種やサービスが向いているのか?
1. 書籍を扱う業種
電子書籍のアプリがかなり出ていますが、Webサイトも同様に書籍の紹介サイトでiPad向けに情報配信するのが有効なPRになるかと思います。どうしても話題的には書籍アプリのほうに注目がいきますが、Webサービスで展開すればアプリのように毎回ダウンロードしてアップデートしなくても常に最新のサービスを提供できるので、個人的にはWebサービスで展開したほうがよいのでは?と思ってしまう部分もあります。
2. 旅行関係のサイト
iPadは画面が大きくなったことにより、誰かと一緒に見ることができるようになりました。旅行の予定を決めるときに一緒に行く人を選べますので、旅行関連の情報をiPad向けに配信するのも有効ではないかと思います。3. 飲食店のメニューや出前のメニュー
iPadの画面は写真を美しく表示します。飲食店のメニューや出前のメニューなどiPadでチラシを見る感覚で綺麗にみれると購入意欲をそそられます。
実際に当社でもPIZZA宅配のiPad最適化サイトを制作してみましたが、実際にiPadでみると綺麗で、そのままオーダーできるというiPadの利便性もあり、かなり有効な使い方になるのではないかと思っています。
サンプルサイト(PCでも見れますが、iPadで見てほしい)
http://www.eightbit.co.jp/sample/pizza/
4. 電子教育
iPadのSafariではHTML5が使えますので、mp4による動画配信がFLASHなしで行えるようになりました。PCサイトでも動画配信による教育コンテンツなど多々ありますが、iPadでさらに見やすい教育コンテンツを提供できると考えています。
PCのようにキーボード操作が不要ですので、タッチで学べる子供用の教育コンテンツなんかも面白いと思います。
ここに書きだすときりがありませんが、やはり実際にiPadを手にとって色々サンプルを模索しているとかなり、有効な利用シーンが出てきます。
Web屋としては発売してまだ間もないiPadなので、利用シーンからユーザーに提案していきたいと思っています。
当社オフィシャルサイトiPad版
http://www.eightbit.co.jp/ipad/