みなさんこんにちは、8bitの吉村です。
今日のブログのタイトル、見ての通りなのですが、ものづくりにおいた基本概念を語ろうと思います。
タイトルの言葉はあの岡本太郎さんの有名な言葉から抜き出しています。
ひとそれぞれに受ける意味合いは違うと思いますが、私が感じた“爆発”は反発力として捉えています。
反発といっても、むやみやたらに抵抗するとか、気にくわない相手に反発するとかのような安易なものではなく、言うなれば“重力に逆らう”これです。
【“爆発”を意識したきっかけ】
物事にはなんにしろ、抵抗力や反発力、摩擦力が生じます。私がこれを意識しだしたのは、ある文化祭に向かっているバスの中、木立を見て意識しました。
「何故、木は立っているのだろう?」
重力は下へ向かい、木は上に向かう、この両者相反する状況を見て、これはものづくりに通ずるものがあると頭の中で理解しました。
【“爆発”がものづくりとどう関係するか?】
ものづくりには、社会で決められたルールや縛りが多く存在します。実際に制作会社などに勤務されている方はよく理解していると思いますが、お客様に提供するデザインにしろ、企画にしろ、環境によってこれはNGだとか、視聴者の気分を害すのでこの表現はNGだとか、縛りは無数にあります。
そこをいかに満たして、良いモノづくりを実現するか?
圧縮して圧縮して作りきったもの、社会の縛りを満たしてはみ出したものこそが“爆発”だと私は感じます。
爆発が強ければ強いほど、とても素晴らしいモノづくりができたことになるでしょう。
岡本太郎さんの真意とは遠いかもしれませんが、モノづくりに重要なのは、この社会の縛りを超越した爆発力だと私は思います。