昨今は無料で天気予報がWebで確認できますが、それはプログラムの世界でも同じ。
プログラムの場合はそういうデータをREST APIという形でJSON形式で受け取るのが一般的です。
REST APIとか
RESTful APIとは、Webシステムを外部から利用するためのプログラムの呼び出し規約(API)の種類の一つで、「REST」(レスト)と呼ばれる設計原則に従って策定されたもの。
RESTそのものは適用範囲の広い抽象的なモデルだが、一般的にはRESTの考え方をWeb APIに適用したものをRESTful APIと呼んでいる。
ただめちゃくちゃ便利ではあるんですが、こういうAPIを実際に使おうとすると、GET形式ならともかく、POST形式のAPIを確認する場合は、小さなプログラムを組んでみる必要があるんですよね。
また、もらうデータはJSON形式(やXML形式)なので、実際にどういうデータがどのフォーマットで来るか確認するのも割と大変だったりします。
そこでそういう煩わしさがなく、パパッと確認できるプラグインがあるので紹介させてください。
Talend API Tester
何がいいかというと- 無料である
- Chromeのプラグイン
- 直感的でわかりやすい
- 日本語対応(あればうれしいけどわかりやすいのでいらない説まである)
実際に使ってみる
今回はみんな大好きQiitaのAPIを使ってみましょう。QiitaのAPIを使い方についてですが、簡単に言うと「アカウントを発行してここからアクセストークンを発行する」で大丈夫です。
記事一覧を取得
「GET https://qiita.com/api/v2/items」で記事一覧を取得できます。ただし、ヘッダー部分に認証情報を載せる必要があり、curlで表すと
1 |
curl -H 'Authorization: Bearer [アクセストークン]' 'https://qiita.com/api/v2/items' | jq |
みたいな感じになります。
このような形でHeader部分に追加し、METHODをGETにしてURIを入力して「Send」を押下すると
こんな形で簡単に取得することが可能です。
JSONで帰ってきても自動的に整形してくれるので見やすいですね。
POSTの場合はBODY部分に値を入れて渡せば、簡単にPOSTすることができます。METHODは「GET」「POST」「PUT」「DELETE」など一般的なものは網羅できているのでAPIの仕様に沿って使い分けをしてください。
1点気をつけるというか当たり前なのですが、POSTの値はエンコードしてくれないため、例えばbase64エンコードして渡す必要がある場合はあらかじめ手動で変更してからPOSTを行ってください。
これを使うと気軽にREST APIを試せるのと、自分がREST APIを作るときにすごく便利なので、是非使っていきたいものです。