Twitterはビジネスに活用できるか?
Yes、これが私の答えです。
Twitterはあくまでコミュニケーション手段の1つにすぎません。
それをビジネス、主に商品販売などに直接つなげるとなると非常に困難です。
とはいえ、いくつかのTwitter成功伝説は有名ですよね?
その中でも一際話題になった2社についておもしろい記事があるので紹介します。
Dellが成し得た売上も、置き換えると2000円!?
【成功伝説】ツイッター経由で2年間に300万(米)ドル売り上げたパソコン通販の「デル」
【紐解くと】
米国デルの2009年度通期(2008年2月から2009年1月まで)の売り上げは約611億ドル。
前年度もほぼ同じ水準でしたので、ツイッターの成功例が話題になったのとほぼ同時期の売り上げは1,222億ドルとする。するとツイッターによる売り上げはわずか0.002%となります。これは年間1億円の売り上げしかない中小企業に置き換えれば、年間2千円ちょっとの売り上げが増えただけに過ぎない。
ネイキットピザは本当に売上が伸びたのか?
【成功伝説】年間2,000ドルから3,000ドルの広告費を使っていたのをツイッターに切り替えたところ、開始初日の売り上げのうち15%がツイッター経由となり、1か月後には68.8%の客がツイッターを見て電話をかけてくる。
【紐解くと】
開始初日からピザ屋の「ツイート(投稿)」を「地元客」が知っていたという不思議な記事。
看板を書き換え、ツイッターのアカウント入りチラシを配布したなどの「事前準備」が仮にあっても触れないことで、ツイッターの手柄話を際だたせる「情報加工」。
広告費の上限3,000ドルとは年間約27万円、月額で表すと2万2,500円ほど。
広告業界に伝えられる「目安」として、適切な広告費は売り上げの3%という説がある中で、逆算すると「ネイキッドピザ」の月の売り上げは75万円弱と推測される。ただし、肝心の「売り上げ」が伸びたという記述はない。
上記の記事を参照するだけでも、世間に出回っていた伝説と紐解いて見た内容とでは大きく差が生まれます。
Twitterはあくまで誘導する道具
Twitterはあくまで個人です。そこに企業が介入してきたとしても、あくまで企業の1担当者として個人で接することが必要だと私は考えます。また、ネチケットは意識する必要があるとしても、ある程度の自由があってこそのTwitterだとも思っています。
冒頭で伝えたものも含め、Twitterは
・コミュニケーションツール
・情報共有を行うツール
・まったく見ず知らずの人ともつながることができるツール
以上の特製を意識して、私が考えるTwitter活用のイメージは下記です。
公園で井戸端会議中の大人や子供に、紙芝居のおっちゃんが自分の声で物語を伝えにやってくる。
これがTwitterを活用する効果的な方法だと私は考えます。
なにそれ?って思った方へちゃんと説明すると、
【Twitterを使っての誘導ストーリー】
1.井戸端会議する広場(Twitter)で、紙芝居開始のお知らせ(情報の配信)をする。
2.お知らせも子供たちに向けて?親御さんへ向けて?(目的とするターゲットの検索)内容を変えていかなくてはならない。
3.紙芝居を見終えた子供たち、周りの人たちにお菓子を配布、または販売(目的とする商品への誘導)
ここまでです。
あとは受け皿を用意し、購入なのか?登録なのか?資料請求なのか?さまざま目的はあるとは思いますが誘導までがTwitterが一番効果を発揮できる使い方ではないかと私は考えています。
プリラボを紙芝居と見立てて
本日、プリクラ好きの10代~20代の女性を対象に、プリクラをもっと自分でアレンジデコレートできるサービス“プリラボ”を一部先行公開しました。
http://prilabo.net/
担当者が日々奮闘しながら、正式リリースまでにたずさわる毎日を映像で閲覧できるので見ているだけでも楽しいです。
【まずは使ってみてください】
このサービスを紙芝居とみたてて、まずは集客を行う策の1つにTwitterを活用していきます。目的とする新規登録者数の獲得を目指すべく情報告知を行っていきます。
皆様もぜひ使ってみてプリクラをより可愛く自分なりにアレンジデコレートしてみてください。
弊社サービス紹介
【Grmo(グルモ)】
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【プリラボ(一部先行公開)】
http://prilabo.net/
【Tweet Concierge(ツイートコンシェルジュ)】
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