今回はIllustratorでスクリーントーンのようなアミカケを作ってみましょう。
応用で斜線や複雑な柄のパターンも登録できます。(Illustrator CCを使用して解説していきます。)
目次
アミカケを登録
パターンを使用する時は、スウォッチに登録します。01.パターンを作る
まずは1pxのアミカケを作ってみましょう。今回は長方形ツールを使用します。実際に作る時は、作成したいパターンに合わせて好きなパスツールを使用してください。

02.作ったパターンをスウォッチパネルに登録する
スウォッチパネルを開いて、先程作ったオブジェクトを選択し、ドラッグ&ドロップするだけです。スウォッチパネルにぐっと持っていくと、登録が完了します。

03.オブジェクトに適用する
あとはオブジェクトに適用するだけ。四角形のパスを作って、スウォッチを選択してみましょう。
これでアミカケの作成が完了しました。簡単ですね。
今回はモノトーンで作成しましたが、色やアルファの値も登録されるので、背景などのパターンを作成する時に利用すると良いでしょう。

<色付きのパターン>
角度やサイズを調整して適用する
パターンの角度やサイズを微調整したい。登録したパターンは、個別にスウォッチごとに微調整して適用させることができます。
水平線のスウォッチを用意しました。

変形パネルを開いて、「パターンの変形」のみにチェックを入れます。
その状態で90度角度を変更すると…

垂直線になりました。
この手法ですと「パターンを変形して適用させている」ため、他のオブジェクトにスウォッチを適用させても、水平線のまま適用されます。
Illustratorにはデフォルトでいくつかパターンが登録されています。そちらを選択して、このように編集して適用するととても便利です。
デフォルトのパターンを使用するには、スウォッチパネルのメニューから、[スウォッチライブラリを開く]>[パターン]>[ベーシック]でライン、点などのパターンを表示することができます。
登録したパターンを編集
登録したスウォッチを編集します。スウォッチを編集すると、適用されているオブジェクト全てに反映されます。スウォッチパネルのパターンをダブルクリックすると編集モードに切り替わります。
