構造化マークアップもSEO的に無視できなくなりつつある昨今ですが、イベント情報の構造化データをサイトで使用している方は要再チェックです。
Googleのガイドラインに、イベント情報の構造化データに「割引クーポン」を追加するのは違反であるとの記述が明確にされました。(2017年11月末)
その他にもイベントと関係ない情報をイベントとしてマークアップすることをやめるように書かれています。
場合によっては、Google側からの手動対策の対象となるため、早めの修正が必要となります。検索結果に影響が出る前に行いたいですね。
そもそも「イベント情報の構造化データ」とは?
Googleの検索結果に表示される、イベントのお知らせです。下記は「セミナー 英語」で検索した際に現れたセミナーの検索結果です。
構造化データを使用すると、「このデータはイベントの情報です」「このデータはレシピの情報です」などと検索エンジンにデータを意味を認識させることが出来ます。正しい使い方で認識されれば、検索結果の画面でリッチな表示がなされます。
「イベント情報」として記述していけないものは?
ガイドラインに明確に記載されているのは下記です。- イベント以外の製品やサービス。ex)旅行パッケージなど
- 「土曜日までに50%オフ」などの短期間の割引や購入機会
- 営業時間
- クーポンやバウチャー
このガイドラインが追加される以前から、検索結果を見たユーザーからイベント以外のものが表示されると報告があがっていたようです。
今後はユーザーが欲しい情報にすぐにアクセスできるよう考え、マークアップしていく方がいずれSEOとしても効果が上がっていきそうですね。