今回はこちらのペンギンの写真に帽子をかぶせる合成をしてみましょう。
ペンギンの写真は青みのトーンが強く、女性の写真は赤みの強い写真なので、このまま切り抜いて合成してしまうと帽子が浮いて見えてしまいます。
そんな時にはphotohsopの「カラーを適用」という機能が大変便利です。カラーを適用の機能について、使い方をお話ししたいと思います。
目次
手順
大まかな手順は下記です。10分程度の作業で完成します。1.合成元の写真と、合成したい写真、両方のファイルを開く
2.合成したい写真に「カラーを適用」する
3.画像を切り抜く
4.ワープツールでサイズや形状を調整する
5.余分な部分を削除
6.さらに細部の色味を調整
1.合成元の写真と、合成する写真、両方のファイルを開く
photoshopで、2つの写真を開きます。隣り合わせで置くとより分かりやすいでしょう。2.合成する写真に「カラーを適用」する
合成したい写真(女性の写真)をクリックし、[イメージ]>[色調補正]>[カラーの適用]パネルを開きます。
画像の適用設定に、「ソース」という項目があるので、ここのセレクトボックスで、合成元の写真(ペンギン)を選択します。
写真を選択すると、色味が自動で修正されます。あとは、画像オプションのスライダーで値を変更して、ペンギンの写真に色味をより近づけていきます。
この手順だけでもだいぶそれらしくなります。
3.画像を切り抜く
後で調整するので、切り抜きは大まかで構いません。これを実際に乗せてみましょう。
4.ワープツールでサイズや形状を調整する
回転や拡大、ワープツールでカタチの微調整をします。5.余分な部分を削除
余分な部分を消しゴムツールで削除します。(削除の際、全面にあるレイヤを半透明にして消していくと作業しやすいです)6.さらに細部の色味を調整
後は、トーンカーブや色味調整、コントラストなどを使用して、より自然な色に近づけていきます。光が当たる向きによっては、焼き込みツールや覆い焼きツールも上手に使ってあげるとよりリアルになります。私はレベル補正の色レベルをいじって調整しました。
完成です
これで完成です。
慣れてくると、色々なことが出来るようになってきます。
マンボウの写真に手を生やしてみたり。
お鍋に卵を落としてみたり。