最近のWebサーバは価格競争が進んで来て、かなり安値で大容量のサーバをレンタルできるようになってきました。
当社では、新規のWebサイト立ち上げの際に、Webサーバの契約も一緒に提案することがよくあります。お客様によってはかなり昔にレンタルしたサーバなので、プラン自体も相当古く、容量は少ないのに費用はそのままレンタルされていることも多々あります。
昔借りていたよりはるかに安い値段で、今までよりも大容量のサーバが借りれたりします。
しかし、企業サイトの運営用に借りたWebサーバ。容量を十分活用しているでしょうか?
恐らくWebサイトの制作を制作会社に依頼された方はサーバの空き容量なんてあまり考えたことがない方が多いのではないと思います。
実際にFTPを繋いだりする機会もないので、自分のサイトがどのくらいの容量で、借りたサーバをどのくらい有効利用しているのか知らない方の方が多いのではないでしょうか。
企業サイトの容量はどのくらい?
企業のサイトなどは、それなりにページ数のあるサイトでも数GBといったところです。もちろん、PDFファイルや大きな画像、動画があれば話は別ですが、企業サイトだと容量はたかが知れています。
Webサイトは軽く作って表示速度を早くすることが基本ですので、容量は基本的に少なく作られています。しかも、近年ではFLASHを使って表現することが少なくなり、JavaScriptやCSSなどのコードだけで表現できることが広がってきたので、さらにWebサイト自体が取る容量も少なくなってきています。
それに逆行してWebサーバは安価で大容量のものが増えてきました。
企業サイト用に借りたWebサーバの空き容量が何十GB、プランによっては何百GBもあるなんてことはざらにあります。
空き容量を遊ばせてしまっているのが、今の企業サイトの現実。
ということは、せっかくランニングコストを払っているWebサーバの空き容量はほとんど遊ばせてしまっているわけです。メールも一緒に利用していればそれなりに容量も使うと思うのですが、個々人がある一定容量でサーバからメールを削除する設定にしていれば、数十人規模の会社でも容量はかなりあまるのではないでしょうか?
実は毎月Webサーバにレンタル代を払っているのに、非常にもったいないんです!
このことを強調する制作会社はあまりいないと思います。
しかし、我々はこの空き容量勿体ないとずっと思っていました。
では、その空き容量をどう使ったら良いでしょうか。
空き容量はオンラインストレージなどに使うことで有効利用
そこで先日当社で発売した「keybox」というオンプレミス(サーバ設置型)のツール。空き容量をオンラインストレージとしてファイル共有などに活用することができます。
弊社でも実際にお客様と大容量のファイルをやり取りする際に、外部のサービスを利用していたのですが、ファイルを間違ってアップしてしまったりした場合のことを考えると少々不安です。
自分たちの契約しているWebサーバで運用出来たらな、と思い作ったのがこのkeyboxです。
Wordpressなどのブログツールのように設定ファイルを書き換えて、サーバに設置すればすぐに利用できます。Windowsのエクスプローラーのような感覚でフォルダを作ってファイルを整理することができます。
営業担当者や社外で作業されいる方と情報共有するのにも、非常に便利です。
何より、自社のサーバで運営できるというところが安心のポイントだと思っています。
keybox紹介サイト:
https://keybox.biz/
デモサイト:
http://demo.keybox.biz/
是非、今一度Webサーバの容量を見直してみてください。
せっかくランニングコストを払っているのですから、keyboxで空き容量を有効活用しませんか?