現在、Apacheのパッケージ版を入れるとほぼ2.2系になるのですが
2.4系がリリースされ、徐々に取り扱う機会が増えてくるかと思います。
そこで気になるのがインストール時の注意点。
色々と触った結果、httpd.confの記述が変わり、起動するのが迷ってしまうので
忘備録として、大きな注意点を3点まとめました。
1.VirtualHostがデフォルトで有効
2.2系では下記のように書くことでVirtualHostの設定を有効化させますが
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NameVirtualHost *:80 |
2.4系では不要です。記述するとエラーを吐きます。
2. .htaccessの許可
これも2.2系だと
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<Directory "/var/www/html"> AllowOverride All Order allow,deny Allow from all </Directory> |
と記述しますが、2.4系だと
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<Directory "/var/www"> AllowOverride All <strong>Require all granted</strong> </Directory> |
とみたいな記述を書かないと駄目。
OrderやAllowを記述する際に気をつけてください。
3. SSLで中間証明書を使う場合
SSL証明書をインストールする際に中間証明書を使う場合、2.2系は
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SSLEngine on SSLProtocol All -SSLv3 SSLCertificateFile "/home/hoge/ssl.key/xxxxxxxx.crt" SSLCertificateKeyFile "/home/hoge/ssl.key/xxxxxxxx.key" <strong>SSLCertificateChainFile "/home/hoge/ssl.key/dvcacert.cer"</strong> |
と記述しますが、2.4系はエラーを吐きます。
じゃあどうするかというと「証明書に中間証明書を追記する」だけで認識してくれます。
※ひょっとすると2.2系でも同様の記述は可能だったかもしれませんが・・・