ツꀀここ最近社内では今まで開発したサービスやツールを何とかマネタイズしようと様々な売り込み方法を模索しています。
PRのひとつとしてチラシを作ろうという話しの中で、「漫画でのPR・マーケティング」についての話がでました。
私の中でも他社が漫画を使ったPRをしているのを見ていてかなり気になっていました。
常々気になっていた漫画でのPR・マーケティングについて今回はどういうメリットが考えられるか書いてみようかと思います。
もちろん漫画だけ用意しても、配布場所など実際に手にとってもらうための様々な戦略を考える必要はありますが、純粋に漫画を使ったときのことを書いています。
私が考える漫画PR・マーケティングのメリット
1. 漫画=暇つぶし⇒興味のないターゲットにも一旦は見てもらえる。ドンキホーテの求人なども漫画でPRされていますが、自分がバイトするわけではないのに暇つぶしに持ってきてしまうときがあります。
漫画ってかなり暇つぶし要素が強く、文章読むには頭が疲れている、けど電車の中で暇なときなど気軽に読んでもらうことができるかと思います。
まずは手にとってもらい易いというのがまず漫画の強みのひとつです。
2. 商品のメリットを理解する手間が少ない。
商品にもよると思いますが、ITツールなどですと、グラフやキャッチコピーで分かりやすく表現しているチラシでもメリットなど理解するのに多少なりとも見た人が考える必要はあるかと思います。
漫画であれば、視覚化とストーリーで理解するという頭脳を動きを最小限に抑えられます。
小説など文章は少なからず頭の中で想像し、具体像は自分の頭の中でつくる必要があるわけですが、漫画ではそれはありません。
イメージや良さを伝えるにはうってつけです。
3. こちらの意図している用途や思いなどストーリーを伝えられる。
以下例でわかさ生活のPR漫画を例に出していますが、こちらがどういう意図で開発してどのように使ってもらいたいというのが漫画だと伝わりやすいと思います。
ブランディングというのは商品やツールそのものの良さもそうですが、商品やツール自体のストーリーもすごく大切です。
漫画はそもそもストーリーを読ませるものですので、ブランディングにも最適だと思います。
4. 細かい部分まで読んでもらいやすい。
面白い漫画は先をみたくなる気持ちにさせるもので、どんなに細かく描いてあっても読みたくなってしまうものです。
広告の細かい文章なんて読まない!見出しを読ませて興味を引き込め!という考えが一般的ですが、漫画の場合は内容によっては細かい部分も読ませてしまう、という力があるのかと思っています。
例:わかさ生活の社長ヒストリー
我が家ではよくCMでもおなじみのブルーベリーアイを定期購入しているのですが、商品が届くたびに届くたびに漫画が同封されています。この漫画が結構興味深く毎号届くのを楽しみにしています。
内容はわかさ生活の社長の物語なのですが、これが壮絶な人生でどんどん引き込まれます。
漫画自体の面白さもそうですが、社長自身のことを語ったうえで、どうして健康食品を売ろうと思ったのか、どういう思いで商品に対して取り組んでいるのかがすごく良く分かります。
純粋にこの漫画で定期購入を延長するお客が増えるのかは別として、「興味を引く」「商品のブランディング」という意味では良くできていると思います。
ちなみにこの漫画、無料かと思ったらしっかり定価300円と書いてありました。
もしかしてこの漫画代もブルーベリーアイに含まれている?
普通なら「ちょっと待ってよ!」と思うところですが、漫画が面白いので許せてしまう。これも漫画のすごさなのかも知れません。
まとめ
漫画でのマーケティングに可能性があるということは分かりましたが、いずれにしても内容が興味を引くようなものであることは必須です。ですので、単純に漫画にしたかた興味を引くというものではないと思いますので、まずは面白い漫画を描ける、描ける人が身近にいることは大前提です。
予算がなければ、自分で描けると一番良いかとは思います。
ですので、
まずはベレー帽買わないと!!!!!!