あけましておめでとうございます。
昨年末は更新がちょっとグダグダになってしまいましたが、今年も定期的に更新していく予定です。
さて、新年あけましてどこの会社でも新しいことに取り組もうとか、目標なんかを立てたりするものですが、当社も例外ではありません。
一昨年くらいから目標にしているアプリリリースに取り組むべく、昨年末くらいからちょこちょこと準備を始めています。
作る、アプリ技術を習得する、といっても題材がないとなかなか前へ進みません。
先日、その題材となるべく第一弾のiPhoneアプリのアイデアのブレストを社内でおこなったのですが、大体簡単に考えつくようなアプリは出ていますね。
なかなかに難しいです。
何かを作る時、この世の中にない新しいものを創造しよう、という気持ちでアイデアを出すと思います。
思いついても、そのアイデアを検索してみると似たようなサービスやアプリがすでにある。
そうすると、当然アイデアはボツになり、どんどんアイデアはなくなっていきます。
そのうちアイデアというか、ないものを探すことが目的のような感じになってきてしまいます。
もちろん、この世にない斬新なアイデアがあって、それを世の中に出せたら申し分ありません。
ですが、あまりに類似探しに一生懸命になると、類似にがんじがらめになってアイデア自体が出てこなくなってきます。
そこで今年は個人的にはないもの探しはやめてみようと思います。
たとえば、類似サービスがあったとしても、果たして本当に使われているのか?もっと工夫して改善すればより良いものができるのではないか?という視点からアイデアをひねっていく。
いかに独創性を出すか、人に楽しんでもらう、使いやすいと思ってもらえる、類似がある、ということに縛られないでアイデア作りです。
ゲームや漫画にしたって同じ題材を扱っているものはたくさんあります。
まったく同じではまずいと思いますが、ふたを開けてみると同じような仕組みでキャラクター変えたり演出を変えたりしているだけだったりします。
アイデアは頭の中にしまっておいても何の役にも立ちません。
モノづくりにおいて類似のアイデアがあっても、それをもっともっと 面白くして、人から認められることの方が重要です。
今まで当社でWebサービスを作る中で、アイデアを出し合う時、類似があるかどうかにすごく神経質になっていたように感じます。
もちろん、アイデアを形にする過程での他社分析や競合の調査は重要です。
ですが、既出のアイデアをもっと面白く工夫する、という方向でもっと肩の力を抜いて考えると、もっと面白いものを作れるのではないかなと思います。
(Webサービスの場合は、どちらかというとアイデアもそうですが、運用をきちんとできるのか?の方が重要だったりします。)
そんな感じで今年もがんばっていきたいと思います。
株式会社8bit (エイトビット)
東京都目黒区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
コーポレートサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。