12月に入りそろそろ今年のラストスパートの時期になってきました。
株式会社8bitの高本です。
最近当社のWebサービスをリニューアルやら何やらで制作をしまくっていて思ったことを書いてみます。
歳をとったり、少人数で仕事をしていると、あまり周りの人に注意をされることが少なくなってきます。
正確にいうと、注意やダメ出しはされるのですがWeb制作のような若い人が主体となっている業界にいるとお互い歳も近いせいか、上司から部下へ注意をする、というような上からの注意みたいなものは少なくなってきます。
そんな中で、自分は『○○が下手』ということを見つめ直すのはすごく大事だなあ、と最近つくづく感じます。
Web制作でもなんでもモノを作るのは自己表現的なところもあるので、自分の作品や取り組みに対して注意、アドバイスを頂いてもなかなか受け入れがたいものです。
(もちろん、モノづくりにおいて自分の尊敬する人であれば話は別だと思いますが。)
ましてや自分がそこそこ経験年数を積んでしまうと自分スタイルが出来てしまい、なかなかそれを自分自身で改善するのは難しくなってきます。
デザインでもプログラムでもそうですが、少なからず自分のやり方やスタイルがあると思います。
自分のスタイルがあることは大切なことだと思いますが、趣味で作るならいざ知らず、仕事となると自分スタイルが邪魔することもあります。
クライアントにデザインを何回出してもダメ出しをくらう、毎回同じようなバグを作る。
こういう時、自分は絶対に間違っていない!とクライアントのセンスやディレクターの指示などのせいにしてしまいがちです。
(中には素直な方もいるのでしょうが、モノを作る人って自分も含めて頑ななんですね。。。)
でもここで、
もしかすると、自分はデザインを伝えるのが下手なんじゃないだろうか?
もしかすると、自分は配色バランスの取り方が下手なんじゃないだろうか?
もしかすると、同じバグを出しちゃうのは、自分はプログラムの作りが下手なんじゃないだろうか?
その都度そうやって考えることが大事なんじゃないかなあ、と思うのです。
苦手ではなく下手。
(ちょっと悔しい感じが必要です。)
最近、当社で運用しているWebサービスのSEMやらプロモーションみたいなことをやろうとしているのですが、これがなかなかうまくいきません。
今まで自分たちの考えで試行錯誤しているし、結構本読んで研究しているのに、思ったように効果が出ない。
実際に、担当して動いてきた自分としてはアイデア出してやれることはやっているし、主体になって実行しているので、他人に「下手」と言われるとそれは心外です。
でも、現実問題結果が出ていなければそれは下手なのでしょう。
こういう時、他人に言われて腹立つことでも自分でレッテルを押しちゃえば良いと思うのです。
素直に認めて、下手なら上手い人に聞く、本を読んで勉強する。
こういう頭の切り替えが必要だと思います。
自分のことは自分が思っているように他人には見えていないことが多いです。
自分が下手なことに気がつかないで、ムキになってやろうとしても、どん詰まりになってしまいます。
(もちろんあきらめないで努力を怠らないことは大事だと思います。)
どうがんばっても結果が出せない場合、自分が下手な部分を認めて、上手な人に教わろう、もう一回勉強しよう、という風に気持ちを切り替えると結構楽になりますよ。
歳取っちゃうとなかなか難しいですけどね。
株式会社8bit (エイトビット)
東京都目黒区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
コーポレートサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。