こんにちは。
株式会社 8bitの針谷です。
まだまだ暑い日が続きますね。
今回は新聞で目にしました「君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか」池上彰さんのコラムを元に、お話したいと思います。
次世代ディスプレ-有機ELで韓国企業が「世界のサムスン」とまで君臨した背景には、日本人技術者が大勢関わっていました。
移籍の切っ掛けは、いわゆるヘッドハンティング手法です。
国を挙げて、世界からの受け入れ態勢を作り「海外技術者の所得税を5年間免除する」と大胆な国策もありました。
ヘットハンティングにて、韓国へ移住した「技術者の方」の貴重な体験談も記載されていました。
その方は、5年後には日本に帰り就職活動をしましたが、結果採用する企業が無かったそうです。
技術を他国に売ったと言う「レッテル」で、日本での就職は閉ざされたようです。
確かに日本は閉鎖的なところもありますが、ただ企業が開発するまでの「時間や費用」を負担し、商品化しているのも事実です。
その商品が、売れるか否かも経営陣が責務の中で「決行か中断か」判断しています。
一旦取り組んだ商品は、世の中に生み出したと思うのは経営陣も同じです。
中止と判断した時は、断腸の思いで決断していると思います。
最終的な結論は、一旦退社した技術者でも戻った時には暖かく迎え入れる「体制や気持ち」を持たなければ、グロ-バル化の中では勝てないとの事でした。
企業として、やはり優秀な人材を確保していくには「働きやすい環境や、一旦離職しても戻れる環境作り」が大事だと。
仕事は楽しい事だけではありませんが、厳しくても仕事の内容が好きであればやりがいは、あります。
その為に、企画段階から技術者と多く討論する時間を設ける事が肝心だと思います。
日進月歩な産業ほど、企画段階と着手後~完成段階までに制作内容が変わることも多々あります。
良い物を提供する目的意識が一緒であれば、問題はありません。
8bitスタッフの心得
当社の「物づくり」の心得は、「作品に妥協しない事」と、決められた時間の中で「最高の作品を作る出す事」この2点に拘り制作しております。自社の作品は、ホ-ムペ-ジ上に掲載されていますので、機会があれば是非作品に触れてみて下さい。
一人でも多くの方に「8bit」の作品に触れて頂けるように、日々考えて制作し未来へ向かって取り組んでおります。