こんばんは、株式会社8bitの吉村です。
今日は自社の商材(ITサービス)を販売するための営業方法について考えていた中で、ある販売代理を行っている営業会社様のページを拝見しました。
その中で非常に興味深い記事をみつけたので紹介します。
▼―――記事引用―――――――――――――――――――
少し私の好きな小話を書いておきます。
新人時代にカギのフランチャイズで日本中に店舗展開をしたある社長にお会いした際、
創業時代のお話をお伺いしました。(もちろん電話一本でアポイントを頂きましたよ(笑))
当時カギ屋と言えば靴の修理屋の隣で細々としかやっていなかったそうです。
社長は前職では全く違う仕事をしていたそうですが、
カギ屋というニッチなマーケットに目をつけ、起業しました。
しかし、広報する予算はまったくありません。
社長は考えました。
どうすればタダでお客さんが殺到する方法を作れるのか?
社長が出した答えは私がまったく想像できない答えでした。
それは104に朝から晩まで掛けまくる。
という答えなのです(笑)
当時104は無料だったそうですが、
社長がなぜ104に朝から晩まで掛けまくるという結論に至ったのか…。
みなさんも想像してみてください。
携帯電話のない時代、酔っぱらいながら家についた。
あれ?ポケットを探しても鍵がない。
さぁどうする?
みんなが取る行動は一つでした。
近くにある公衆電話を探して、104で
「カギをなくしてしまったんですが近所のカギ屋を教えてください…」
社長はこのターゲット顧客の行動パターンを認識し、
身重の奥さんに朝から晩まで104に電話して
「カギの○○の電話番号を教えてください。」
とかけ続けてもらったそうです。
そして3か月後、社長が
「すみません、カギをなくしたのですが…」
と104に電話してみると電話を受けた女性は
「でしたらカギの○○があります、番号は○○-○○・・・」
とスラスラと調べもせずに教えてくれたそうです。
それを聞いた社長が
「勝った!」
と心の中でガッツポーズをしたんだ!って
すごい笑顔で教えてくれました。
▲―――ここまで――――――――――――――――――――
かける費用がなくても、アイデア1つと時間でいくらでも方法があることを知ることができます。暗中模索しているなかで、勇気づけられたというか、やりよう次第で方法は見つかるいい例ですね。
もちろん、時代も変わって、業種もまた違うわけですが営業会社のお話はなかなか参考になります。縛りがあるなかで、どういう動きができるかは自分次第です。
それではまた。
株式会社8bit (エイトビット)
東京都目黒区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
コーポレートサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。