先日、ベンチャーカフェさんで『クリエイティブ・エンジニアの未来 縲恷ニサービスの垣根を越えて縲鰀』というイベントがあったそうです。
私も行きたかったのですが、イベントがあることを知ったのが2日前くらいだったので、仕事上どうしてもいけませんでした。
今回のイベントンのテーマが個人的にはすごく良くて、考えさせられるものがあります。
確かにIT業界だと、受託をやりたいのか?自社サービスに携わりたいのか?この2つ選択肢のうちどちらを選ぶかによって会社選びも変わってきます。
クリエイティブ・エンジニア。
この肩書も初めて聞きました。
エンジニア自体、PCの前でずっとカタカタとキーボードを打っていて、傍目に見てもあまりクリエイティブな感じはしないかもしれません。クリエイティブというとデザインとか企画とかそんなイメージが強いです。
では、クリエイティブ・エンジニアってなんだ!?
そこで今回はクリエイティブ・エンジニアについてベンチャーカフェさんのイベントの議題内容に沿って考えてみたいと思います。
(個人的な見解です。)
目次
クリエイティブ/非クリエイティブ の差ってどこにあるの?
クリエイティブというと、オリジナルで何かを創造するようなイメージがあり、個人的にはデザインとかプラニングをやっている人々がクリエイターっぽい感じがします。ですが、ゼロからつくる場合はクリエイティブな仕事と考えると、エンジニア自体はクリエイティブな仕事であると思います。
何もない状態から、使えるもの、動くものを作っている時点でエンジニアもクリエイティブ。
自分でデザインからすべて作れなくても、設計して動くものを作り出すのであればクリエイティブ・エンジニアだと思います。
敢えて、非クリエイティブという言葉について考えると、どういう仕組みで作るかを考えられない、プログラムの知識はあるけど詳細仕様までないと作れない、という場合は非クリエイティブになるのかな、と思います。
というのは、ゼロからモノを作るうえで応用能力や解決力がないと、単純なオペレーション作業になってしまうからです。
自分は、クリエイティブなエンジニアなの?
自社サービスに携わっているから、とか受託だからとか、そんなことはクリエイティブかどうかに関係はないです。受託であっても自社であっても、すべてがお膳立てされた状況でないと動けないのはクリエイティブではないように感じます。
ですので、仕様設計からすべて携わっているようなエンジニアの方はクリエイティブ・エンジニアだと思います。
クリエイティブなエンジニアにはどうしたらなれるんだろう?
これは会社の体制にも拠ると思うのですが、エンジニアも打ち合わせの場で「これは出来る」「これは出来ない」のジャッジをするだけではなく、これは出来ないけどこういうことが考えられる、とか建設的な考えや応用が出来ると、クリエイティブなエンジニアなのではないかな、と思います。まずはエンジニア特有の悪しき感覚「面倒くさい」「タスクが増える」という感覚を、ぐっとこらえて物事を建設的に考えられると良いのかと思われます。
(とはいうものの、この辺の感覚はプログラムしていると実際にはなかなか難しいですが、、、)
自社サービスと受託はどちらがクリエイティブで華やかか?
自分でひとつお題を追加です。これは会社によって異なるので一概に言えませんが、受託でもクライアントの要望をかなえるために色々と模索をして、最終的に形になればクリエイティブな作業です。
それがたくさんの人が使うようなサービスであれば、一般向けでも社内システムでも華やかだと思います。
確かにクライアントと接したり、要望や納期を詰められると、厳しいこともありますので、受託のそういう部分のみがネガティブにとらえられているのかと思います。
かといって、自社サービスでもリリースしてみて全然ヒットしなければ、はっきり言って何にも華やかではありません。
それに一回作って運用始めたら、後は改善改善で改造していくだけなので、傍から見ているより非常に地味な作業になります。
ですので、受託と自社サービスのイメージは、自分が案件やサービスの開発にどういうスタンスで関われるかに拠るのだと思います。
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しかし、このイベントは行ってみたかった。。。
次の機会があれば、参加してみたいと思います。
クリエイティブ・エンジニア、当社の肩書にも増やしてみようかな。