【PHP】ソーシャルログインに対応したお話(LINEログイン編) ②

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前回はLINE Developersでチャネル登録までを行いました。

今回は実際にPHPでログインを実装していきます。

初期設定を定数にする

最初にdefineでチャネル登録した情報やAPIのURLを定義します。

メールアドレスを取得したい場合はLINE_SCOPEに「email」を追記してください。

LINE ログインのURLを作成する

LINEログインに利用するログインURLを作成します。

これでURLができたのでこのURLに遷移するようにします。
$_SESSION[‘_line_state’]は符号のようなもので、実際にこのサイトから遷移したかどうか判断します。

コールバック時の処理

LINEログインに成功すると設定したコールバックURLにGETパラメータとともに遷移されるので、GETパラメータを解析します。

$data->sub が一意のIDになるので、これを取得して保存しましょう。
メールアドレスは「メールアドレス取得権限」の申請が通れば取得できます。

最後に

公開時は「Line Developers」のステータスを「公開済み」に変更してから公開しましょう。

 

執筆者:松本[ エンジニア ]

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