フォームのバリデーションでよく使う項目をまとめた小話

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問い合わせフォームや登録フォームなどで入力した値のバリデーションチェックは必須ですが、「あれってなんだったかな」ということがあるので、備忘録代わりにまとめました。

「いや、今ならフレームワークやライブラリであるだろ」というのがある気もしますが…

絵文字のチェック

今はデータベースの文字コードがutf8mb4であれば絵文字も問題なく登録できますが、古いデータベースでutf8までしか対応していなかったり、CSVをShift-JISで出力する場合は文字化けしてしまうので、弾いちゃおうと言うことです。

絵文字が入ってそうな文字コードをチェックして、あれば絵文字があると判断してる感じですね。

機種依存文字のチェック

機種依存文字もメール文面やらで文字化けするパターンがあるので、チェックしたいですね。

これは少しわかりづらいですが、機種依存文字をShift-JISに変換してからUTF-8に戻した場合、元の文字と異なる(〓などが入る)ので
そこでエラーを出すという感じです。

URLの正規表現

これはメジャーですが念のため書いておきます。
注意すべきは文法のチェックであり、このURLが有効か無効かは判別できないと言うことですね

 

最後に

バリデーションのライブラリは便利なのですが、エラーメッセージはサービスによって異なるので、自分でライブラリ化する場合は文言も考えないとダメですね。

 

執筆者:松本[ エンジニア ]

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