Android Studioで外部のフォントを追加して使ってみよう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Android StudioではデフォルトでGoogle Fotntsをダウンロードする機能があるので、比較的フォントの選択肢が幅広いです。
ただ日本語フォントは用意されていないものも多く、自分で用意してインストールをする必要があります。

今回はAndroid Studioでのフォントのインストールと使用できるようになるまでをご紹介します。


とりあえずフォントを反映させるテキストを置いてみました。

では進めていきます。

フォントを用意する

Google Fotntsからフォントをダウンロードしてきます。今回は『Dela Gothic One』を使ってみます。



Android Studioでフォントを入れるフォルダを用意

とりあえずフォントをダウンロードしたら、今回はそのフォントを入れるフォルダをAndroid Studio側で用意します。

まずは『プロジェクト』の中の『res』で右クリック。



そこで表示される『新規>フォルダー>Font Folder』を選択します。



res』の中にフォルダを作るかの確認が出てきます。
特に変える必要もないので『完了』を押してください。



これで『res』の中に『Font』のフォルダが出来上がりました。



ダウンロードしたフォントをフォルダに入れる

先ほど作成した『Font』フォルダに、最初にダウンロードしてきたフォントを入れます。
『DelaGothicOne-Regular.ttf』をドラッグアンドドロップして入れます。


追加をするかどうかの確認画面が表示されるので『リファクタリング』をクリックします。


これでフォントが無事追加されました。



ただ、フォント名ですが『大文字やハイフンが禁止』となっています。

このままアップしてしまった場合は『Font』フォルダの上で右クリック、その中の『Open>エクスプローラー』をクリックするとエクスプローラーのフォルダが開きます。



ここで名前を編集しましょう。大文字を小文字に、ハイフンをアンダースコアにしました。



これで無事にフォントの追加が完了しました!では実際に使ってみましょう。



実際にフォントを使う

それでは実際にフォントを使ってみましょう。
といってもほかのフォントを使用するときと同じように記述します。


fontFamilyの部分の記述を今回追加したフォント名にするだけです。

デザインタブからでも選択できるようになっています。



これで今回追加したフォントが反映されました!



最初のものから変化しているのがわかりやすいかと思います。



共通でフォントを使えるようにする

ちなみに共通でフォントを使う場合は、themes.xmlの『name=”Theme.MyApplication”』など該当部分に記述をしたらOKです。

res』を開いてさらにその中の『values>themes>themes.xml』を開いてください。



そしてthemes.xmlの中に1行、フォントを追加する記述を加えてください。



フォント名の部分を任意の名前に入れ替えて記述してください。


これで無事共通でフォントが使えるようになりました!



一見いろいろな手順を踏んでいる気がしますが慣れればあっという間なので、ぜひいろいろなフォントを入れてみてください。



YoutubeChannelのご紹介

同様の内容を、動画でご覧になれます。

https://youtu.be/G-VAqczv334

執筆者:工藤[ WEBデザイナー ]

WEBデザイナー。 最近はWordPressを触るのが好きです。よろしくお願いします。

関連記事

プログラミング

SharePointではできないこと 4選

「これってSharePointでできないの!?」なんていう瞬間、開発やカスタマイズの現場では意外と多くあります。SharePointはとても柔軟なプラットフォームですが、実は“万能ツール”ではありません。「コードを書けば何とかなる」と思って構築を進めると、モダンページの仕様や制限に阻まれて苦い思いをすることもしばしば。今回は、実際のプロジェクトや運用の中で見えてきた「SharePointではできないこと」をまとめて紹介します。 目次1 1.CSSとJSが直接使えない1.1 ク […]

Webサイト制作

WordPress納品後にクライアントが安心して運用できる仕組みづくりをしよう

ホームページ制作において、更新機能を手軽に導入できるのがWordPressです。 専門知識がなくても記事の投稿やページ編集を行いやすい一方で、クライアントが自分で運用するには、が欠かせません。 今回は、そのための仕組みづくりについてご紹介します。 制作側の方はもちろん、クライアント側でホームページ運用を担当される方も、制作時のご相談などにぜひ参考にしてみてください。 目次1 管理画面のロゴを企業ロゴに変更する2 管理画面のURLを変更する・認証などを付けてセキュリティ面を強化 […]

Webデザイン

アプリのロゴアニメーションをAfter Effectsで作成→Lottieに変換【iOS/Android対応】

こちらは、当社でリリースしたアプリ「ピンピタ」で使用しているロゴアニメーションです。 スプラッシュ画面でロゴが動くと、ぐっとアプリらしい印象になりますし、作ってみたいですよね。 今回は、After Effects(以降AE)でロゴアニメーションを作成し、アプリに組み込むまでをご紹介します。 AEと聞くと難しい印象がありますが、PremiereやFlashなどを触った経験がある方なら、すぐに慣れます。 もう一度再生 目次1 作業フロー1.1 注意点:グラデーションが使用不可2 […]

株式会社8bit (エイトビット)

東京都目黒区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
コーポレートサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。

Web制作に関するご相談はお気軽にどうぞ

弊社に制作をご依頼いただく際の費用感をご確認いただける、
見積りシミュレーションをご用意いたしました。