最近は働き方改革の手助けもあってか、ブログで副収入を得たり、SNSをきっかけに在宅で働いている方も珍しくなくなりましたね。ブログで数字を稼ぐにあたって、大きく関わってくるのがGoogleの検索順位。アクセスが無ければ広告収入もままなりません。今回はそんな検索順位に関する話です(SEOといいます)。
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昨今のSEOの流れ
一昔前のSEOといえば、「ほかのサイトからリンクしてもらう」「keywordタグをいれる」などが有名ですが、もうこれは時代遅れといって差し支えないでしょう。Googleは2012年を機に、独自のアルゴリズムを使用し、「ユーザーにとって価値のないサイトの順位を下げる」との声明を発表しました。このアップデートのことを、パンダアップデートと言います。かわいいですね。
これは裏を返せば、同時に「ユーザーにとって価値のある良質なサイトの順位が上がる」ということです。優良なコンテンツをコツコツと更新し続ければ自然と検索順位は上がっていくでしょう。パンダは記事の文章や画像の内容を把握しているとまで言われています。最近ではまとめサイトも最上位に表示されなくなっています。(2019年06月時点)
ここまで読んで「コツコツ更新なんて無理」と脱落する方もいるかと思いますが、現状でSEO最上位をとりたいのであれば、優良コンテンツを更新し続けましょうとしか言いようのない状態が続いています。
「記事の更新」以外でできること
「そんなこと言われても既にやっているし…」という方にももちろんできることはあります。それは、順位が下がる状態を回避することです。
順位アップの対象は「優良なコンテンツのサイト」という明確でない基準しかありませんが、順位ダウンの対象はある程度明言されています。単純に「ダウンの対象」にならないようにしておくことが肝心です。
Googleが「順位ダウンの対象」としているもの
1.スマートフォンに対応していないサイト…後述します
2.ページの読み込みスピードが遅いサイト
…こちらも後述します
3.リンクプログラムを使用すること
…昔流行った別ページからの大量リンクですね。今ではペナルティの対象となっています。
4.内容のコピー
…単純に公式の内容をコピーしてきただけ、などが該当します。
1.スマートフォンに対応していないサイト
Googleは2018年3月に、「モバイルファーストインデックス」を開始すると発表しました。これは、検索結果の順位を、スマートフォンを主軸に評価するというものです。それだけ多くの方がスマートフォンで検索をしているということですね。ですので、現状スマートフォンでの表示に対応していないサイトなどは今後順位が下がってしまう可能性が濃厚です。
また、スマートフォン専用サイトを違うURLに設定してリダイレクトさせている場合ですが、このサイト構造は今は非推奨となっています。一つのソースファイルで可変表示が可能なレスポンシブ構造に変更しましょう。
モバイルに対応できているかどうかは、Googleが公式でテストツールを設置しています。
ご自身のサイトのURLを入れてテストを試してみてください。
▽モバイルフレンドリーテスト:
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
こちらは弊社の運営するサービス「ノミトモ」をテストしてみました。「モバイルフレンドリーです」と表示されているのでOKですね。
2.ページの読み込みスピードが遅いサイト
ページの読み込みスピードが遅い場合もペナルティの対象となっています。「画像のサイズが大きい」「スクリプトファイルが読み込みの邪魔をしている」「サーバの返答が遅い」など、様々な要因があります。
こちらもGoogleが公式でページスピードテストのツールを設置しています。
ご自身のサイトのURLを入れてテストを試してみてください。
▽Google Speed Test:
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
もしあなたのサイトが100点満点中の、50点未満であれば対策は必須でしょう。レポートの内容は技術的な内容が多いためとっつきにくいですが、自身のサイトの課題はぜひ知っておくと良いと思います。レポートを調べてみて、できそうな対策からやっていきましょう。
例えばYahoo!のサイトをテストにかけてみると、モバイル表示の結果は51点でした。重くて遅い…などが減点の対象となったようです。
また、稀に評価内容も更新されたりしているので、定期的にテストをかけておくといいでしょう。
ひとまず初心者の方にとっつきやすい「画像サイズの減量」は、以下のサービスを使用するのがお勧めです。英語のサイトですが、画像をドラッグ&ドロップするだけで軽量化してくれます。
▽Tinypng:
https://tinypng.com/
まずは手始めに画像の軽量化から、快適なWEBライフを送りましょう!