社内での情報共有など、業務効率化にかかせない存在になってきたグループウェア。
4月からの新体制に向けて、自社の業務にあったグループウェアをお探しの企業も多いのではないでしょうか。
ただ、一口にグループウェアと言っても機能や価格はさまざまです。
今回はおすすめのグループウェア10つをご紹介します。
数があり過ぎて一体どのグループウェアを使ったら良いか分からない、という方のために最後に選ぶポイントもまとめてみましたので、グループウェア導入をご検討の方は参考にしてみてください。
※紹介しているグループウェアの機能や価格は2018年1月現在のものです。
目次
- 0.1 1. SNSのようなタイムラインで情報共有「Aipo」
- 0.2 2. 老舗の元祖グループウェア「desknet’s NEO」
- 0.3 3. グループウェアといえばこれ「サイボウズOffice」
- 0.4 4. 自分好みのグループウェアにカスタマイズ「WaWaOffice」
- 0.5 5. 無料のグループウェアといえばこれ「GRIDY」
- 0.6 6. 20ヶ国語対応のインターナショナルグループウェア「R-GROUP」
- 0.7 7. 10名までは無料のグループウェア「iQube」
- 0.8 8. モバイルにも対応したガラケー使いにはありがたいグループウェア「e-Broad Office」
- 0.9 9. タスク管理を中心とした制作チーム向けのグループウェア「タスクワールド」
- 0.10 10. 業界最シンプル!4つの機能だけのグループウェア「Grmo」
- 1 グループウェアを選ぶポイント
1. SNSのようなタイムラインで情報共有「Aipo」
Aipo
- 料金:1ユーザー 300円~/月
SNSをイメージさせるタイムラインでのコミュニケ―ションが取れるのも、SNSユーザーの多い会社では使いやすいのではないでしょうか。
運営会社の提供する備品管理や安否確認などのソーシャルアプリをインストールして連携できるのも便利です。
運営会社:TOWN株式会社
2. 老舗の元祖グループウェア「desknet’s NEO」
desknet’s NEO- 料金:1ユーザー 400円~/月
デスクネッツは多機能なのが特徴で、会議室予約やウェブメールなど20以上の機能を選ぶことが出来ます。たいていの管理はこのグループウェアだけで出来てしまうほどの多機能です。
自社で使うものだけを選べるようですので、社員数や運用形態に合わせて機能を組み立てられるのが便利ですね。
運営会社:株式会社ネオジャパン
3. グループウェアといえばこれ「サイボウズOffice」
サイボウズOffice- 料金:1ユーザー 500円~/月
サイボウズといえばオウンドメディアも運営されており、働き方に関する記事をインターネットでよく目にします。
グループウェアの中でも老舗に入り、導入実績は国内トップクラスです。
安定して実績のあるグループウェアが良いと探しておられる企業にはおススメのグループウェアです。
サイボウズを使っておけばまず間違いないでしょう。
運営会社:サイボウズ株式会社
4. 自分好みのグループウェアにカスタマイズ「WaWaOffice」
WaWaOffice- 料金:2,500円~/月
シンプルで直感的なインターフェースが特徴で誰でも簡単に操作できる、というのがこのグループウェアの特長です。
カスタマイズして他のシステムとの連携もできるようで、どこまで出来るのかは分かりませんが、既存のシステムで社内の情報を管理しているような会社は選択肢に入れてみても良いのではないでしょうか。
オリジナルのグループウェアが欲しい、グループウェアにオリジナルの機能を導入して使いたい、という会社にはおススメです。導入前のフォローもしてくれるようなので、こだわりのグループウェアをお求めの会社は是非一度相談してみてはいかがでしょうか。
運営会社:株式会社アイアットOEC
5. 無料のグループウェアといえばこれ「GRIDY」
GRIDY- 料金:無料版あり。有料版は別途相談
当社でもグループウェアを運用しようと考えていた時期にリリースされたグループウェアなので印象に残っています。
インターフェイスは昔からグループウェアを使われていた方にも馴染みの深い感じのレイアウトですので、現在有料で使っているけどコスト削減したい企業にお勧めです。
導入実績もあり安心して利用できるグループウェアかと思います。
ただ、マルチデバイス対応していないようですのでご注意ください。
運営会社:ナレッジスイート株式会社
6. 20ヶ国語対応のインターナショナルグループウェア「R-GROUP」
R-GROUP- 料金:完全無料 ユーザー制限なし
しかも20ヶ国語に対応しているそうで、世界のグループウェアを目指しているようです。
海外の方と一緒に働いていて共通言語が日本語以外の企業に適しています。
なんにしろユーザー数無制限で完全無料なのはうれしいですね。
運営会社:Rグループ株式会社
7. 10名までは無料のグループウェア「iQube」
iQube- 料金:無料版あり。有料版は1ユーザー 366円/月~
機能数は15。スケジュール管理から掲示板、タイムカードからファイル管理まで一通りそろっています。
グループウェアとしての機能は十分にありますので、10名未満の少人数の会社にはおススメです。
ただ、電話やメールでのサポートは行っていないようですので、グループウェアやITツールにある程度詳しい方がいる企業で利用されることをお勧めします。
運営会社:株式会社ガイアックス
8. モバイルにも対応したガラケー使いにはありがたいグループウェア「e-Broad Office」
e-Broad Office- 料金:無料
スケジュール管理から掲示板、タイムカードなど10個の機能をすべて無料で使えます。
モバイル対応しており、ガラケーを使っている方でも見れるのは一定の方には助かるのではないかと思います。(最近のサービスはスマホ対応していてもモバイル(ガラケー)対応はしていないので)
運営会社:イーブロードコミュニケーションズ株式会社
9. タスク管理を中心とした制作チーム向けのグループウェア「タスクワールド」
タスクワールド- 料金:1ユーザー $10.99/月
タスクが附箋のようにぺたぺたと貼ってあるようなレイアウトで、ひと目でタスクが把握できます。
グループウェアというとスケジュール管理がメインですが、このようにタスクが中心となったものは制作会社など制作を中心に行い、あまり外出のない企業には最適です。
進捗状況なども把握でき、インターフェイスもイケてます!
スマホアプリにも対応しており、リモートワークを中心としている会社のタスク管理に適していると思います。これは制作会社にはおススメですね。
運営会社:Taskworld Inc.
10. 業界最シンプル!4つの機能だけのグループウェア「Grmo」
Grmo- 料金:3,000円/3ヶ月(ユーザー数無制限)~
スケジュール管理、掲示板、タイムカード、効果測定の4つの機能に絞ったグループウェアです。
色々とグループウェアを使ってきたお客様から、「今のグループウェアは機能がたくさんあるけどそんなにいらないよ」「この機能って削除できない?」というご意見を伺うことが多く、当初10以上あった機能を4つまで削りました。
シンプルで誰にでも直感的に使えるのが特徴です。
グループウェアは業務を助けるものなので、業務以上の覚える負荷を減らしたいというコンセプトで作っています。
ちなみに最近「有給管理機能」や「タイムカード打刻忘れのPush通知」を追加しました。
当社内で使っており、かなり使いやすいと自負しています。
ユーザー数は無制限なので、人数によってはかなりリーズナブルに使用することができます。
多機能のグループウェアを使いこなすのが難しい、ストレスだとお考えの方は是非お試しください!
運営会社:株式会社8bit
グループウェアを選ぶポイント
以上、おすすめのグループウェアを10本紹介しました。各社機能の数については通常の業務で利用する分には遜色ないかと思われます。
ではどこで選ぶべきか、最後にグループウェアを選ぶポイントを挙げてみます。
インターフェイス
ここでグループウェアを選ぶポイントですが、一番はインターフェイスです。機能においてはどこもほとんど変わらないので、日常使い続けられるインターフェイスかどうかが重要です。
ボタンの位置が分かりにくい、スケジュールが見難いなど、使うことにストレスを感じるようなインターフェイスだと社内での利用が徐々に薄れてきます。
是非まずは無料で試して、社内でしっくりくるレイアウトのグループウェアを選んでください。
できれば社内全員で試行運用してみると良いでしょう。
機能の数とカスタマイズ性
どこのグループウェアも機能の数は同じですが、機能数のカスタマイズができるかどうかも重要です。たくさんの機能が付きっぱなしになっていると、使わないとはいえ難しそうでストレスに感じる方も多いということを耳にします。できれば使わない機能は見たくない、と感じている方は多いようで、たくさんある機能を選んで使えるようなカスタマイズができるかどうかも重要なポイントです。
クラウドサービスかインストールタイプか
昔はグループウェアといえばWebサーバに自分たちでパッケージ化されたものを設置するタイプが多かったのですが、最近ではクラウドサービスが中心となりつつあります。クラウドサービスはすぐに使い始められ、サーバなどの管理が不要なので気軽に使えるのがメリットです。
しかし、サービスは運営会社が提供中止することも考えられます。
その場合、社内のデータがどこまで保障されるか分かりません。
社内ナレッジなどずっとデータを保管しておきたい場合は、インストールタイプのグループウェアを選択肢に入れておいた方が良いと思います。
インストールタイプにすると自社でずっと管理していけるので、継続年数によってはクラウドサービスより安くなることもあります。
会社の規模によっても考え方が変わってくるかと思いますので、導入する前にクラウドサービスか買い切りのインストールタイプにするかも含めて検討することをお勧めします。
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グループウェアはうまく使えるとペーパーレスですし、過去にさかのぼって社内のデータなどを確認することが出来るのでとても便利です。
提供価格もかなり下がってきていますので、各社比べて自社にあったグループウェアを探してみてください。