そろそろというにはちょっと早いですが、忘年会シーズンに向けて二日酔いに対する事前、飲中、飲後の対応方法をご紹介したいと思います。
タイトルが「攻略法」となっていますが、そんなに大した内容ではありません。
今年に入って酒が体に合わなくなってきたのか、手ひどい二日酔いが何回かありましたので、気を引き締め、自分に言い聞かせるために書いてみたいと思います。
個人的な二日酔いの豊富な経験をもとに書いていますが、以下のことをやったからと言って大量飲酒すれば二日酔いにはなりますのでご了承ねがいます。
まずはお酒が苦手な人。
ほぼ今回の投稿は酒が好きでついつい飲んでしまう人たちのための話しですので、下戸の方やお酒が苦手な方はこれ以上は読んでも関係ありませんので、二日酔いの前に酒の席でのうまい断り方や振る舞いのポイントを書いてみたいと思います。1. 乾杯では並々つがせる
よく乾杯でビールを注ぐ際に、飲めないのでちょっとだけと言って、本当に数センチのみしか注がせない方がいらっしゃいますが、これはなるべく注がせた方がよいでしょう。というのは、酒飲みは自分だけが飲んでいるよりは相手にも飲ませたい性質も持っていますので、とりあえず注がせてあげることが重要です。
一気飲みや全部飲む必要なんてありません。ちょっと口を付けるだけで良いと思います。
注がせたり一緒にお酒を頼むことでも一緒に飲んでいる感じは酒飲みに伝わりますので、それで良いと思います。
お酒とジュースやお茶を置いておいて飲める方を飲めば良いのです。
ただあからさまに「無理!」というとその場の雰囲気や上司の機嫌を崩しますので、社会人のマナーとして上記のような振る舞いは必要かと思います。
2. 酔った演技を覚える
飲み会は何も大量に飲酒しなくても、楽しく飲んでいる人も飲んでない人も盛り上がれば結果OKなので、楽しく酔った振りをする演技も覚えておいたほうが良いかもしれません。
酒飲みには酒自体が好きなのではなく、酔った感じが好きな方もかなり多いと思います。沢山飲めなければ、酒を進められる間もないほど面白い話しをしたり方向転換させる技術があると良いかと思います。
私の妻の父親は住宅販売の仕事で、職人との飲み会や接待がたくさんあるにも関わらず完全な下戸です。
飲み会で職人がぐいぐい進めてくる酒をどう断ったかというと、毎回一芸を仕込んでみんなを楽しませることで、飲めなくてもその場の雰囲気を作って仕事も貰えたそうです。
酒は飲めた方が社会に出てからは何かと良いとは思いますが、体に合わない方は飲まなくても場を作る何かを用意すると世渡り上手になるかと思います。
お酒苦手な方や飲めない方へ酒飲みからのドバイスは以上です。
ただ、本当にアルコールが体に合わない方は一口でも止めておいた方が良いと思います。酒飲みは無理強いしない、のもマナーだと思いますし。
以下酒を無意識に飲み過ぎてしまう方への個人的経験とアドバイスです。
●飲む前
1. ヘパリーゼを飲む薬局に行くとヘパリーゼという薬がありますが、個人的にこれは結構良いと思います。最近飲んでいませんが、昔は必ずヘパリーゼを飲んでから飲み会に参加していました。
2. 空きっ腹に飲まない
私は酒が好きなので、酒を飲む前にはなるべく物を食べたり飲んだりしないようにして、空きっ腹に酒を飲んでいました。
どうやらこれもあまりよくないようです。
3. 飲む場所はなるべく近くで、電車移動が短い距離で。
これは実際問題難しい場合もありますが、飲んだ後電車に乗っている時間が長いと電車の揺れで酔いがさらに増す場合があります。
私の場合は、電車移動中に頭がシャッフルされて、電車を降りたあたりでは千鳥足ということがほとんどです。電車乗る前は意識はしっかりしているのであまり泥酔していないかのように見えて電車乗った後の記憶が全然ない場合がほぼ7割を占めています。
ですので、飲んでも乗らないで帰れる範囲が一番理想ではあります。
●飲み中
1. 水をマメに飲む。飲みながらマメに水は飲んだ方が二日酔いになりにくい気がします。実際アルコールの消化には大量の水が必要なので、その場でどんどん水を飲んだ方が口もさっぱりしますし、翌日残りにくくなります。
2. ちょっとづつ飲む。
飲み会なのに誰ともしゃべらないで黙々と酒を飲んでいると、二日酔いになりやすいです。
ちょっとずつしゃべりながら時間をかけて飲むと飲んだ量にたいしても二日酔いになりにくいです。実際話すと息からもアルコールは飛んでいくそうで、カラオケなんかも二日酔い防止策には良いらしいです。
(カラオケで安酒を大量に飲まなければの話ですが、、)
※以前、私の知人で飲み会のときに、隣の人間と話しが合わず黙々と酒だけ飲んでいたら次の日かなりの二日酔いで仕事にならなかったそうです。むしろこれでは飲み会に参加した意味はありません。
3. 乙類焼酎はなるべく控える
私の個人的経験上、サワーやチューハイに使われている乙類焼酎は二日酔いになりやすいです。ホッピーは大好きなのですが、ホッピーにもなかみとして乙類焼酎が使われていることがほとんどなので、控え目にしたいところです。
日本酒にしても醸造アルコールなどが使われていない銘柄を選んだほうが良いかと思います。
マメ知識
よくチャンポンすると悪酔いするといいますが、これは根拠はあまりないそうです。とにかく二日酔いは沢山アルコールを摂取したことが原因なので、飲み過ぎないことが大切です。
●飲んだ後(寝る前)
1. 胃薬を飲んで寝るちょっと飲みすぎたなあと思ったら胃薬は必ず飲んだ方が良いです。
飲むのと飲まないのでは多少の二日酔いがあっても気持ち悪さの度合いは全然違います。胃薬は二日酔いになった日に飲んでも、もう手遅れのように私には思われます。
二日酔いになってしまったら・・・
2. シャワーを浴びる。千鳥足の状態や酩酊状態では止めた方が良いと思いますが、シャワー浴びてから寝ると多少次の日すっきりしています。
二日酔いになってしまったら。
まあ、大抵は飲む前は気を付けるのですが、飲み始めると進められるがままに飲んでしまい、翌日は二日酔いというパターンが多いように思います。1. 中華スープを飲む
私個人の経験ですと、よくチャーハンとかについている化学調味料の味がびりびりするくらいの中華スープを飲むと大抵治ります。
化学調味料成分に何か効く成分があるのでしょうか?
美味しんぼにもチゲなべ鍋など辛いスープを飲むと胃が活性化し、二日酔いが治った!という件の話しがあります。
2. とにかく横になる
仕事中は難しいですが、金曜の晩に飲んで二日酔いになった場合などはとにかく横になっていた方が良いです。出かけたり電車に乗ったりすると吐き気がさらにひどくなったりしますので、吐き気や頭痛がする間はとにかく寝るか横になっていた方が良いです。
胃は寝ている間に活発に動くそうなので、寝て胃の中のものをとにかく消化してしまうのが一番かもしれません。
二日酔いはとにかく飲み過ぎで起こる現象なので、後は気を付けるしかないのが正直なところです。