【怖くないJavaScript + jQuery】ドラッグで要素を移動させる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おはようございます。今日もjQueryについて書いていこうと思います。

今回はjQueryに加えて、新たにもう一つ「jQuery UI」を使用します。これを使用できるようになるとできることもグンと幅広くなりますね。やってみると読み込むだけで結構簡単なのでぜひ一度試してみてください。


デモ

ドラッグで好きな場所に
動かせます。



↑こちらのボックス、ドラッグで好きな場所に動かすことができます。ちょっといじってみてください。
デモのファイルはこちらからダウンロードできます。


手順1:まず必要なファイルを読みこみ

こちらはいつもと同じですね。まず必要なファイルを読み込みます。
headerの中に、jQueryと、jQuery UI、自分で作ったjavascriptのファイル(今回は move.js とします)を読み込みます。
<head>
<script src="common/js/jquery.js" type="text/javascript"></script>
<script src="common/js/jquery-ui.js" type="text/javascript"></script>
<script src="common/js/move.js" type="text/javascript"></script>
</head>


手順2:次にHTMLの準備

今回はidで動かしますので、非常にシンプルです。お好みのタグを書いてください。私はdivタグを使用しました。
<div id="move_demo">ドラッグで動く要素</div>

CSSは下記。特に必要なCSSも無いようなので、こちらは参考程度に。positionなども敢えてつける必要はありません。
末尾の cursor:move; でマウスポインタを変更しておくと親切ですね。
div#move{
width:100px;
height:100px;
border-radius:15px;
border:#999 solid 2px;
background:#FFF;
padding:10px;
box-shadow:1px 1px 2px #CCC;
text-align:center;
cursor:move;
}


手順4:最後にjsの中身を書き込む

さて、jsを書き込んでいきます。今回は非常に簡単ですよ。
$(function(){
$(‘#move_demo‘).draggable();
});

これだけです。jQuery uiさんはすごいですね。とっても器用です。
他にも1行2行追加するだけでたくさんのことができるようになるので、色々試してみてください。
イベントを追加とか、データとシンクロさせると色々できたりしないかな。何か作ってみたいですね。

その他の色々なパターン

それぞれ、組み合わせて使うこともできます。
下記の追加機能を使用するときは、.draggable() のカッコの中に {} を記述して、
さらにそこにカンマ区切りで機能を追加していきます。


マウスを離すと元の位置に戻る


id=”move_demo2

$(function(){
$(‘#move_demo2‘).draggable({
revert: true,
});
});



移動させる時にクローンを生成


id=”move_demo3

$(function(){
$(‘#move_demo3‘).draggable({
helper:’clone’,
});
});



指定の範囲内だけ移動


id=”move_demo4

$(function(){
$(‘#move_demo4‘).draggable({
containment:’#wrap4′,
});
});

執筆者:森島[ WEBデザイナー ]

8bit デザイナーです。 デザイン・マークアップ・映像制作など幅広く担当しています。

関連記事

マークアップ

コーポレートサイトのアクセシビリティ、どこまで対応すべき?

コーポレートサイトにおける。 重要だと分かっていても、コーポレートサイトにどこまで反映すべきかは悩みどころではないですか? 今回は、現実的に取り組みやすい部分と、対応が難しい部分を整理してご紹介します。 一概にこれが正解、というわけではありませんが、悩んでいる方の参考になればと思います。 目次1 コーポレートサイトでの達成基準は?2 比較的対応しやすい部分2.1 画像に代替テキストを設定する2.2 見出し構造の整理(h1~h6の適切な使用)をする2.3 色や形だけに依存しない […]

Webサイト制作

はじめてのShraePoint 実践的活用事例3選【業務効率化・DX】

目次1 SharePointとは?1.1 高い機密性が特長2 SharePointの活用法2.1 1.社内マニュアルや手順書を整備する2.2 2.営業資料や契約書の保管と共有に活用する2.3 3.情報の回覧やアンケート、意見収集の場として活用3 SharePointで作成したポータルサイト4 まとめ5 8bit公式 YouTube Channelのご紹介 SharePointとは? SharePointはMicrosoftが提供する情報共有サービスです。WordやExcel、 […]

Webデザイン

【Premiere Pro】動画素材の音声を自動で文字起こしする方法

Premiere Proの機能を使って、動画素材の音声を自動で文字起こししてみましょう。起こしたテキストは、発話タイミングに合わせて字幕として表示することもできます。とても簡単にできるので、ぜひ試してみてください。 目次1 自動文字起こし機能の使い方1.1 1.テキストパネルから文字起こしを行う1.2 2.文字スタイルの変更2 8bit公式 YouTube Channelのご紹介 自動文字起こし機能の使い方 1.テキストパネルから文字起こしを行う 音声データを含んだ動画をタイ […]

株式会社8bit (エイトビット)

東京都目黒区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
コーポレートサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。

Web制作に関するご相談はお気軽にどうぞ

弊社に制作をご依頼いただく際の費用感をご確認いただける、
見積りシミュレーションをご用意いたしました。