技術的に出来ないことを納得してもらうためのポイント

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執筆者: 高本

こんにちは、株式会社8bitの高本です。

Webサイト制作やWebサービスの開発をやっていると、プログラムやHTMLコーディングで、どうしても実現できないことが発生する場合があります。
予め調べていたのに、いざ実際に開発に入ってみたら思いもしないところで影響が出て、仕様通りの動きが出来ない。などなど。

そんな時、ただ単に「出来ません!」と言い放ってしまうのでは、大人気ではありませんし、制作自体もあんまり良い方向で進められなくなってしまいます。
でも、依頼者に技術的なことを説明しても理解してもらえない、、どうしたら良いだろうということはないでしょうか?

そういう時こそ、作る人の度量が決まってくるのではないかと思います。
不測の『出来ない』ことに対して、相手をどこまで納得させられるかもモノづくりのスキルのひとつではないかと思います。
フリーランスの方だとすぐに相談出来る人がいなかったりで、特にこういう時大変だと思います。

なんでもかんでも自分のスキルで出来ればよいのですが、期間や技術の難易度によっては難しい場合もあるので、自分の身を守るためにも、違う方向で制作を進められる術があると良いと思います。

きちんと説明して依頼者に理解してもらい、着地点を見つけて制作を完了する。
すべてきちんとやって初めてモノづくりだと思います。

ただ、納得してもらうにも話し方や切り出し方はあると思います。
そこで万が一技術的にどうしても出来そうがない時、相手に納得してもらうための切り出し方のポイントを考えてみました。

これで許してもらえるかどうかは依頼者によりますが、参考までに。

1. 出来ない理由と共に代替案を必ず出す。

『これは出来ないけど、こういう形ならやろうとしていたことに近いことが出来る。』など出来ない理由2割、代替案8割くらいで話すと話される方も希望が見えてきます。代替案についてを多く話すことにより、「出来ないことについては置いておいて」という形で物事を進めやすくなる場合もあります。

無理な仕様がきていたら「こういうことなら出来るけど、それでは駄目?」と代替案を出せば話し合いにはなります。

単純に「実現不可」という報告だけを突きつけられても話しはそこで終わってしまいます。
まずは建設的に話しが出来るのが望ましいですね。

2. 代替案より改善案を出す。

より良いのは『こちらのもっと良い動きであれば出来ますよ!』という提案が出来れば尚良いでしょう。
そもそも出来ないのだから、こういうケースは稀だと思いますが、より良い案があれば代替案よりは良いですし、むしろ感謝をされる場合もあるかもしれません。

稀だとは思いますが。

3.  やばいと思ったら早めに報告。

月並みですが一番大事なのは「報告、連絡、相談」ですね。

作っていると、もしかしたら出来るかも?!などと考えてギリギリまで粘ってしまいがちです。
それはそれで最後に完成すれば良いと思うのですが、「今更になって。。」と言われないよう早めに切り出しておくのも重要ですね。

リリース直前になって「出来ない」というのはやばすぎて、いくら代替案があっても話し合いの時間もない場合もあるので、早めに分かるようにアラートを出すことは大事です。
「早く相談してくれればまだ方向転換出来たのに、、、」ということもありますし。

4. 冷静に話す。

出来ないと出来ないことへのイライラも募り、ついついテンパリ気味に報告してしまいがちです。
冷静になって話さないと相手に言い訳のように聞こえますので、きちんと理路整然と理由を話すことです。

テンパったり、「ど、どうしたら良いですか?????」という顔面蒼白で報告されても、依頼者は「じゃあどうすれば?」ともっと困るものです。
作っている人間としては落ち着いて話たいところです。

5. ちゃんと謝る。認める。

もし、自分でOK出した仕様で出来ないことがあった場合は、まずは「すいません、私の設計ミスで。。」とあやまるところからはじめることです。
自分が苦労して出来なかった時は苛立ちもあり、なかなか素直に謝れなかったりします。

でも、そこできちんと悪いことは悪かった、、というところから始めれば、相手も話を聞いてみようという気になります。
いきなり、言い訳から猛烈に話す人いますがこういうのは良くないですね!

6. 投げやりにならない。面倒くさがらない。

出来ないことに対しては、誰でも投げやりになったり、これ以上調べるのも面倒くさい、という状況になります。
そういう態度は依頼者に見せてはいけません。
それこそ、依頼している方に、出来ないのになんなんだ!と怒られてしまいます。

出来ない時こそ、いつも以上に真摯な対応を心がけないといけないですね!

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Webサイト制作だとディレクターがうまいことまとめてクライアントに謝ったりしますが、個人的には作る人もきちんとクライアントに説明すべき時はすべきだと思います。

依頼に対して完璧に作れないこともあるので、出来ないことに対しての回答や提案をするのも作る人の仕事ではないかと思います。
依頼する人は自分に持ってない作る技術を求めて依頼してくるわけですから。

どうしても、許してもらえないときは、、、、困っちゃいますね。

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