Web制作であとから追加料金が発生しないように発注者が気を付けたいこと

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受託制作でWebサイトを制作していると、どうしてもお客様の当初のご要望が広がったり、やりたいことが追加されたりして、最初に見積りの段階から制作費が増えていくことが多くあります。

お客様が納得されていれば良いのですが、大半の方は後からお金が追加でかかる、というのはあまり心象が良くないことは確かです。

私自身も最近、エアコンの取り付けで追加料金をその場で請求され、納得いかない気持ちになったことがあります。家まで来ていただいて、取り付けてもらわざるを得ない状況で、ホースの長さが足りないとかなんとかで1万円以上の追加料金を払わないと工事が出来ないと言われたのです。

電気屋では追加料金がかかるかも、とか言われていたのですが、説明を受けていた以上の費用だったので、納得いかない気持ちになりました。

これはWeb制作を依頼する側の気持ちに立ってもそうだと思います。

人工商売ゆえに、こだわればこだわるほど人は動きますし、追加料金がかかってしまいます。
制作会社としてはこんなこと書いてもあまり得はないのですが、「工夫して作る」という当社の制作理念から「限られた予算の中で工夫して作る」という点において発注者が気を付けたいポイントを書いてみます。

制作会社としてはなんでも依頼していただきたいのはやまやまです。

 

見積り金額よりデザイン実績を重要視する

Web制作で揉めるポイントとしてデザインイメージの食い違いがあります。
こちらの意図を汲み取って貰えない、安いからと言ってダサいデザインで良いわけがない!など、実際に出来たデザインを巡る揉め事はかなりあるようです。

当然、納得いかないと何度もやり直しや修正を重ねると、その分当初より費用が高くなる可能性が出てきます。お金が絡んでくると当然揉めます。

こういったことの原因のひとつとしては、デザイナーの制作実績をよく確認できていないことにあると思います。
プロのデザイナーといっても癖や個性があります。
そもそも、自分の格好良いと思っているものとは違う感性のデザイナーに依頼したところで、なかなか思い通りにいきません。
これは私自身も社内のサービスやサイトの制作に携わっていて感じます。

ですので、制作会社を探す時に「東京 Web制作」などで検索して、ヒットしたところに片っ端から見積り取って、安かったところに依頼したりすると失敗する可能性が高いです。
実績をきちんと確認し、自分のセンスに合ったデザインをしてくれる会社であるかどうかも判断材料に入れた方が良いでしょう。

あまり費用に囚われると、後々に追加料金などで揉める原因にもなります。

 

デザインについては面倒でもイメージサイトを探す

このブログでも書きましたが、出来るだけ自分に理想のサイトデザインを作って貰うにはデザインイメージをデザイナーときちんと共有することです。
イメージを探して伝えるのって、かなり面倒です。
ましてや格好良いサイトを作りたい、といった漠然としたイメージしかないと、そのイメージを自分で探し出すのがすごく手間です。

とにかく作ってもらって見てから判断したい、という気持ちはよく分かります。

しかし、この手間を制作会社に依頼するとなると、制作会社も動きますので、それなりの費用はかかります。デザイン案を何案も作って貰うとなるとかなりの金額になる場合もあります。

安く抑えたいと思われるなら、自分の手間を惜しまないでイメージを伝えることを検討した方が良いでしょう。

 

写真や原稿など自分で用意できることは自分でやる

上記デザインの件と多少被るのですが、自分で用意出来るものは用意することで制作会社の動きを少なくすることです。
例えば使いたい写真など、自分で用意出来るものはすべて用意するのが得策です。
例えば飲食店であれば外観や料理などの写真は自分で撮るなど、用意できる素材は用意するのです。

カメラマンを使ったりWeb制作会社の人が撮影すれば、そこでまた追加の費用がかかります。
服や鞄などは素材から自分で作ることは出来ません。

しかし、Webサイトの場合は、写真や原稿などの素材はすべて自分でお金をかけなくても用意出来るのです。

要は、自分の時間を使うかお金を払って制作会社にやらせるか、なのです。
自分が楽をすればするだけ、お金はかかります。

 

システムはオリジナルで作る必要があるのかよく考える

弊社では仕組み作りを自社の強みとしているので、予約システムを作りたい、とかオリジナルのシステムを作りたいというご相談を受けます。オリジナルで作ると、設計から入りますので費用がかかります。
自社のツールで代用できるものであれば、そのままツールをご購入いただく場合もありますが、それでも予算内で対応出来ない場合も多々あります。

今ではすでに出来上がっているサービスをクラウドで使えます。
勿論月額費用は掛かりますが、イニシャルの制作でお金を掛けたくない場合はクラウドでまずは運用してみるなどを検討してみた方が良いです。

 

面倒でも出来たWebサイトのチェックは絶対に怠らない

ほとんどの場合、Webサイトの制作が完了した後に、チェックする期間を制作会社が設けてくれると思います。

その間のチェックを怠らないことも追加費用などのリスク回避のひとつです。
チェック期間にチェックする時間がなく、期間を過ぎて有料で修正することになるようなことはよくあります。

Webサイトは更新していかないとアクセスも延びませんので、公開後まったく手を加えないということはないにしても、チェック漏れなどで後から追加費用を出して修正するようなことは避けたいところです。

 

サイトやシステムの設計周りは制作会社に依頼した方が良い

自分で出来ることについて書いてきましたが、絶対に制作会社に依頼した方が良いこともあります。

それはサイト構成とシステム設計です。

実は制作業界の中でもサイトの構成を作れる人って限られています。
実際に作ってみると分かるのですが、サイト構成は慣れていないとなかなか自分で作るのは難しいです。ましてやユーザーの導線などを考えて、なんてなると結構難易度が上がります。
ですので、サイトの構成自体は制作会社に考えてもらうのが良いかと思います。

数ページのサイトなんで自分で考えられる、という場合はそれでも良いかとは思いますが、、

システムの設計については専門家に任せましょう。
自分でもこんな更新画面というのを作れる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、エンジニアが実際に作る段階になって、仕様上の色々な矛盾をついてきたり、それが元で仕様変更ということで追加費用が発生したりする場合もあります。

システム周りは大体こんな感じ、で作らせるとほぼ100%質問攻めや仕様変更などが出てきますので、制作会社に任せてしまうのが得策です。

 

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制作会社の側から見ても、発注をいただいた後に追加費用の交渉をするのは心苦しいことです。
相手も快く思わない場合もあるのでなおさらです。

しかし、出来たデザインやサイトを見ていると、最初になかったイメージやアイデアが沸き起こってくることがよくあります。

Web制作はゼロベースで作り上げる物なので、発注する側もちょっと手間を使うことで予算の中でもっとやりたいことに予算を回せるかも知れません。

執筆者: 高本

こんにちは、株式会社8bitの高本です。

株式会社8bit (エイトビット)

東京都渋谷区でWebサイト制作、Webシステム開発などを行っております。
キャンペーンサイトやWebサービスの企画・提案を得意としており、自社での経験を元にアイデアをカタチにするお手伝いをさせていただいております。

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